
中編
遺書
匿名 4日前
chat_bubble 8
22,455 views
のままでは捕まる!と思った俺は右側にある森に飛び降りるという賭けに出た。
意を決した俺は一気に方向を変え森に向かってダイブした。
何回も木にぶつかりながら、おれはしたにおちていった。気付いたら小屋の横にいた。
「ここはどこだ?それよりもあの女は!」
周りを見渡したが何もいない。安心したのもつかの間、こんな見やすい位置に居たらすぐに見つかってしまう。そう思った俺は小屋の中に入る事にした。
中に入ると玄関の突き当たりに一つだけ部屋があった。俺はその部屋に進みスマホのライトを照らした。
その瞬間俺は全てを悟った。
そこにはおびただしい量の文字が書かれていた。その中の一つに、唯一しっかりとした文章があった。
「ここはあの女の家だ。
あいつは全てをしっている。
俺たちがあそこに来ることもどこに逃げるかも
ここに来たからには逃げ場はない俺らはあいつの餌食に…」
文章はそこで途切れていた。
俺は絶望した。あいつは俺があの時森に飛び降りることも、この小屋に入ることも知っていた。
俺はずっとあいつの手のひらで転がされてたんだ。
俺は携帯を取り出しこのことを文章にした。
これを読んでいる奴らに行っておく。
マジメに生きろ。
怖いもの見たさに行動するな。
そして親には感謝しろ…。
俺ももう一度お袋と話したかった。
でも無理みたいだ。
だって、あいつが玄関で笑いながらこっち見てるから…。
長文やったけど読んでくれてありがとな。
じゃあ
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(8件)
- なぜベストを尽くさない。ダイニホンアカマダラキュウケツツノムシ
- 私もぱるるさんと同意見。ママちゃん
- 四足歩行でどうやって窓から見下ろすの?あと化け物が途中から女の人になったのが気になる。ぱるる
- でも、流れと遺書をココに投稿できてるんだから助かってるょね。K
- スマホって言ったり携帯って言ったり…二台持ち?イプシロン
- 結構余裕あるんだね、 落ち着いてたから難しかったpostmodern
- 戦えーしおん
- いきろー!!!!ぽん