
長編
凸凹さん
jamtec 3日前
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噂の家はしばらく歩いたところにある、自然 豊かな場所らしい。
俺達は静かな住宅街を通り抜け、入り組んだ所から拓けた場所に出た。
そこに、噂のその家があった。
A「こんなところに こんな大きな家があるなんて…。なんか意外」
C「地価が安いんだろ。森の中の住宅街だからな」
俺「それにしても大きいよな?もうこれは豪邸のレベルかもしれんぞ」
B「これが凸凹さんちかー、なんかスゴい!カッコ良くない!?」
なんでテンション上がってるんですか?この女は。
あんま興味ないけど俺は応える。
俺「デザインはいいね」
本当は思ってもないけど。
C「俺は、もうちょっとシンプルな方が好きだな」
確かに、かなりおかしな形だ。
豪邸とまでは いかないものの2階建てではなく、やけに平らに広い屋敷のようだった。
無数の四角い石が屋上に並んでいるからだろうか?確かにデコボコはしているようだ。
B「アンタの好みは聞いてないの。入っちゃおーよ」
俺「そーだな」
と言うと同時に表札が目に入った。
【 凸凹丸 】
俺「なんだこりゃ。何て読むんだ」
A「『でこぼこまる』かな?」
どこまで デコボコ なんだよ、いい加減にしろよ。と俺は思った。
C「『あいまる』だよ。多分ね」
B「そんなの よく知ってるね!?」
C「珍しい名字が好きでね。まさか本当に居るとは思わなかったけど」
お前こそ違う趣味 持て!と俺は本気で思った。
B「だから『凸凹さん』なんじゃない?ほら、家の形じゃなくてさ!」
俺「そういうことか。確かに、思ったほどデコボコでもなかったしな」
俺達は広い庭を通り過ぎ、玄関であろう大きな扉の前に俺達は立った。
C「デカいな、この扉」
A「なんか、圧迫感あるよね…」
ギィー、バタン!
俺達は屋敷に侵入した。
これが地獄の始まりだった。
…
A「天井 高いねー」
B「本当に人は住んでないんだ…」
C「いやいや、住んでたら俺達 住居侵入罪だよ。危ない危ない」
住んでなくても不法侵入じゃなかったのかよ。
A「でも本当に広い屋敷ね。将来 こんな家に住みたいなー」
C「固定資産税が高くなるだけだ。それに清掃も大変だし召使いを雇う人件費も必要だ」
夢も希望もない男だ。
B「まぁ、とりあえずは色々 回ってみよーよ」
後日談:
- 14
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(38件)
- 文章が稚拙すぎてあ
- 凸凹さんの姿が想像できて結構トラウマ!だけどデコルー!ボコルー!が結構むかつくwwさき
- 映画にしてくださいレビューマン
- 実話か??環七
- 初めてこれ読んだ時本当に胸糞悪くなりました。これのどこが怖い話なんだろってデコルーのあたりで寝る前に読んでいるのですが舌打ちしました。なぜか時々読みたくなるんだけどやはり腹立つ笑笑misery
- 話としては面白いですが、わたしは怖いとは思いませんでした。溶けるかまぼこ
- 悪くない話し 映画にありそうだし面白い感じするまゆ
- ラノベ文章で全然面白くも怖くもなかったよん
- お話なんだろうけど なんか2ちゃんぽい( °_° ) 文才の賜物って感じイリミナ
- ぬしのぼやきみたいなのと、ツッコミがいらないかな。。まさ