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中編
公団住宅202号室
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公団住宅202号室

2020年9月15日
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今から三十年程前の話です。

その頃愛知県の田舎町で公団住宅に住んでいました。当時私は家賃が安いこの公団住宅を友人から紹介され、迷わず入居したことを覚えています。ただ当時古い建物でしたが家賃は3万でしたし、間取りも2LDKで周りも静かなこともあり、住み始めてみると独身の自分には充分でした。平日は殆んど寝るだけで気にもしなかったのですが、すみ始めて1ヶ月程たった頃、居間の壁にピンク色のシミが浮き出て来ました。丁度テレビを置いていた壁側でしたのですぐ気が付き、管理人へ連絡しました。後日、管理人立ち会いで業者に点検してもらいクロス張り替えとなりました。その時、業者の方が「こんなところに染みができるのは珍しいなあ」と話しているのは覚えています。なぜなら私の住んでいた集合住宅は5階建ての鉄筋コンクリート造で私の部屋は二階の202号室でその壁は隣の203号室側で水回りがなく、尚且つ私の上階にもその様な染みはないとのことでした。

張替してから2週間目、又同じ箇所にピンクの染みが滲み始めそれから段々大きくなり、よく見ると何だか人の形に見え、それは形容すると 寂しそうに俯く女性のように感じました。又管理人に連絡しようか迷いましたが、時間を取られるのもめんどくさくなり、大きめのポスターを貼って隠すことにしました。

そんな事も忘れて一年程何事もなく過ごしていましたが、たまに彼女が泊まりにくる事があり、寝室(六畳で押入あり)のベッドで寝ていました。秋の始め頃でした。夜中 2時頃、重苦しい感じがして急に目が覚め何気なく押入の扉をボーッと眺めました。その時違和感を覚えて二度見しました。見ている押入の扉にゆらゆらと影が写り、よく目を凝らすと

母と子供の様な影がゆらゆらと揺れています。

不思議と怖い感覚がなかったのですが、隣で寝ている彼女を見ると何かうなされていました。思わず「おい!大丈夫か?」と揺すり起こし、正気を取り戻した彼女の顔を見ました。彼女は震えながらこう答えます。「今、金縛りにあって身体が動かなかった、子供の様な小さな手で足首をずっと掴まれていて怖かった!」と話してくれました。

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後日談:

  • その時期は、私自身は情緒不安定で体調も不良で定期検診でドクターから数値の異常さを指摘され、結構大変だった事を思い出しました。やはりそういう事はあるんだなと実感しています。
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はじめまして、よろしくお願いします。

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