
あれは、大学1年の冬のことだった。
当時俺は彼女がいなく寂しい日々を送っていたが、大学の同期は男女問わずリア充が当たり前だった。
クリスマスまで1ヶ月を切った今、今年も1人のクリスマスになるのは明白だった。
まして俺は一人暮らしのため、正真正銘のひとりぼっちだったww
・・・
12月1日、大学のSNSからメールが来た。
「○○さんからメッセージが入っています。」
といつものメールだった。
大学のSNSが開設されて1ヶ月。
SNS開設当初は学生がみんなハマっていて、直接会って話せばいいようなことでもSNSで友達といつでも繋がっているという状況が楽しくて仕方なかった。
俺自身はぼっちだったが、SNSなら友達と意見交流ができるという陰キャ特有の状況。
俺は学内の知り合いに片っ端からSNSで友達申請して、ほとんどの友達からは承認をもらった。
だから友達からメッセージをもらったり、友達申請を受けたり、承認をもらったりしても、毎日のことなのでそれ程特別な気持ちはない。
まして、相手が女の子だったとしてもそれ程期待はしなかった。
それは、マリン(仮名)という大学1年の女の子からの友達申請承認とメッセージだった。
「登録ありがとうございます。1年の○○学科D組のマリンです。よろしくね!」
俺はマリンに何故か興味を持った。
俺がマリンに友達申請をしたのは、特に意味はなかった。
マリンっていう子がどんな子かは知らなかったが、顔を知らないとは言え女の子からメッセージをもらうのは嬉しかった。
「こちらこそよろしく。俺は同じく○○学科のC組だよ。○○隆太(仮名)っていうんだ。」
するとマリンからとしばらくSNSを通してやりとりが続いた。
「○○隆太くん?名前は聞いたことある!確か○○サークルに入ってなかった?」
「そうだよ!学園祭のステージで発表したよ。見てたかな。」
「勿論見たよ!でも、どの子か分からないww」
「見れば分かるよ!俺って割と目立つからww」
「そうなの?分からないのがつらいわぁー。ところで私のことは?」
「マリンさんって?本名じゃなさそうだね。D組の子はたまに授業で一緒になるけど。」
「私も割と目立つ方だよ。背も高いし!」
「もしかして、○○(苗字)さん?」
「ピンポーン!!○○ のぞみ(仮名)だよ!特徴を言っただけで分かるなんてすごいね!」
「○○さんかぁ。確かD組の女子たちを引っ張ってるよね!前からカッコいいなって思っていた」
後日談:
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