
長編
禍垂 コピペ
匿名 2020年3月17日
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いてもらえないか?」
S「わかった、ちょっと待ってろ」
Sは携帯で誰かと話し始め、何やら揉めていたようだが、どうやらOKをもらったようだった。
S「絶対今日がいいって無理言ったが、大丈夫だってよ」
俺「本当助かるわ、今から行けるん?」
S「昼過ぎに来てくれって。準備があるらしいから」
そんな準備しっかりする所ならイケるんじゃね、と期待しながら、早めの昼飯を食い、それからその人の家へ向かった。
着いてみると普通の一軒家だった。
チャイムを鳴らし待ってると、普通にエプロンつけたおばさんが出てきた、まさかこのおばさんじゃねーよな……とか考えてると、正しくそのおばさんがお祓いの人だった。
俺はもう無理だなと思いながらも、通された居間で「事の次第を詳細に」と言われ話した。
おばさんは真面目な顔でウンウンと頷きながら聞いてくれた。
一通り話を聞いてくれたおばさんが発した一言目はこうだった。仮名にHさんとします。
Hさん「あたしで祓えるかはわからないけど、出来る限りはさしてもらいます。料金は普段の料金いいですか?」
俺「料金取るんですか!?ちなみにいくらに……」
Hさん「経費など含め5万頂きます」
俺「マジですか!?すいません、ローンとか出来ますか?」
Hさん「事が事だし、構いませんよ。急いだ方がいいですし」
どうやら事態は、一刻を争う位に緊縛してたみたいでした。
Hさんの見解はこんな感じだった。
元カノUは恐らく俺を怨んでいる。
しかし、それだけではないような気がするから、普通にお祓いするんじゃ駄目かもしれない。
今回はお祓いではなく、Uの標的である俺から完全に意識を逸らし、縁を断ち切る為の物らしい。
もっと詳しく話してたがよく意味はわからなかったので、要約するとそんな感じらしい。
俺「何か俺がしなくちゃいけない事はあるんですか?」
Hさん「あなたは特にしなくちゃいけない事はありません。しかし、周りの友達の力を借りなくちゃいけません」
Hさんは詳しく今回の内容を説明してくれました。
Hさんが言うには、力を借りるは大袈裟に言ったらしく、借りると言うより協力だった。
まず4人でお清めし、四方にお札を貼ったHさん宅2階の一室に入り、一晩そこで過ごすらしいのだが、俺は一言も発してはいけなく、逆に絶えずツレ達は話し続けなくてはいけないらしい。寝てもいけないらしい。
言葉には言霊があり、その部屋ではUは俺の姿を認識出来ないらしく、
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- 中卒は中卒でも一応高校には三ヶ月程通ってはいましたよ、意味はあまりありませんが。 本当に頭の悪い10代の思い出ですね、ですが今考えるとかけがえのない思い出でもありますね。本人
- 中卒は中卒でも一応高校には三ヶ月程通ってはいましたよ、意味はあまりありませんが。 本当に頭の悪い10代の思い出ですね、ですが今考えるとかけがえのない思い出でもありますね。本人
- 胃下垂ですが大丈夫でしょうかまー
- 「ネタであってくれ」と思わせる、本当に怖い話だ…ボトムズヲタク
- 関係ないけど、農林水産省って必殺技みたいな響きだよね。レモン100個分のレモン
- Tも木の上にいるの見ちゃったよね? 大丈夫なのかな?陸奥
- こんな恐ろしい事が現代でも現実にあるんですね…K