
長編
禍垂 コピペ
匿名 1時間前
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が見える。
しかし、恐怖心が勝り確認出来ずにいた時に、急にSが「マジもう無理だ」と言いながら駐車場に向かい走り始めた。
それと同時位にTとMも「マジスマン」と言いながら走り出した。
恐怖心はヤバかったが、パニックになりながらも、この状態で一人残される事な方が無理と判断した。
俺も駐車場に向かい全力で走り出した。
本当にビビり上がっていた俺は、何度も躓きながらも全力で走ってた。
子供の頃に聞いた『幽霊は光が嫌い』。
そんな迷信めいた事を考え、駐車場に着き車のライトさえあれば大丈夫だと、藁にもすがる気持ちで走り続けていた。
走り続けていた時になって初めて気がついたが、ずっと背後に気配がしていた事に、さっきは安堵からかツレばかりに集中して気付かなかった事に気付いてしまった。
この時に後ろにいる何かをもし連れて行ったら車に乗れないかもと考えた俺は、確認しないといけないと思った。
この時は本当に気が動転していたんだと思う。現在の恐怖心より、置いて行かれる恐怖心が勝ってたから。
俺は立ち止まり、意を決して後ろを勢いよく振り向いた。
少しでも怖さがないように自分なりに考えてした事だが、これが本当に失敗だった。
目を見開いた女が俺を凝視していた。
俺はいつも洒落怖を見て、『本当の恐怖にあったら~』を見て、いつも本当には違うなとか考える。
まぁこれは俺だけかもしれないが、余りの恐怖と驚き等混ざりあった結果なのか、失禁と脱糞を同時にしてしまった。
女は普段よく書かれる貞子の用な風貌ではなく、前髪を上げて、普通にフリルの着いた上着、ジーンズという出で立ちだった。
普通なら本当の人間だと思う位普通だった。
だが決定的に違った目、鼻、口。全てが生きている人間とは違った。
口は所々裂け化膿しているみたいにグチュグチュになっていた。
鼻は右の鼻孔から半分以上ちぎれかけている。
決定的なのは目だった。
黒目の部分と思う部分には、無数の光るガラスみたいな物が突き刺さり、涙のように黒い液体が目から滴り落ちていた。
気がつけば俺は何も考えず一心不乱に走り出していた。
糞尿を裾から垂らしながら、涙はこぼれ、鼻水を垂らしながら、本当に人間として最低辺だと思う姿だったと思う。
でも俺が考えれる事は、死にたくない、助けて、ごめんなさい、を繰り返すしかなかった。
走っている間、またあの息を吹きかけられているような音が耳元から聞こえた。
それがまた恐怖
この怖い話はどうでしたか?
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- 中卒は中卒でも一応高校には三ヶ月程通ってはいましたよ、意味はあまりありませんが。 本当に頭の悪い10代の思い出ですね、ですが今考えるとかけがえのない思い出でもありますね。本人
- 中卒は中卒でも一応高校には三ヶ月程通ってはいましたよ、意味はあまりありませんが。 本当に頭の悪い10代の思い出ですね、ですが今考えるとかけがえのない思い出でもありますね。本人
- 胃下垂ですが大丈夫でしょうかまー
- 「ネタであってくれ」と思わせる、本当に怖い話だ…ボトムズヲタク
- 関係ないけど、農林水産省って必殺技みたいな響きだよね。レモン100個分のレモン
- Tも木の上にいるの見ちゃったよね? 大丈夫なのかな?陸奥
- こんな恐ろしい事が現代でも現実にあるんですね…K