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短編
茶色のスーツの男の話
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茶色のスーツの男の話

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中学生のころ、私は不思議な男性を見かけることが多かった。彼はいつも公園に現れ、周囲の子供たちと一緒に遊ぶ私たちを見ていた。

彼は誰かの親かと思いきや、いつも一人で、薄暗い茶色のコートを着ていた。彼の姿は、まるで周囲の空気を吸い込むように目立たなかった。

ある冬の日、友人の誕生日パーティーが公園で開かれた。私たちが盛り上がっていると、ふとその男性が現れた。彼はいつものように遠くから私たちを見ていたが、今までとは違う違和感を覚えた。彼の目は、まるで私たちを見透かすように鋭かった。

パーティーが進むにつれ、周りの子供たちは徐々に彼を避けるようになった。誰もが彼と目を合わせることはなく、まるで彼が存在しないかのように振る舞った。私たちが笑っているとき、彼は静かに立っていたが、時折私の方を見ては、意味深に微笑んでいるように見えた。

最後に、私たちがケーキを切ろうとしたその瞬間、彼が一歩前に進み出た。彼の手には、まるで私たちを誘うような不気味な笑みが浮かんでいた。しかし、その瞬間、友人が大声で叫び出した。「そいつ、見て!」と。

振り返ると、彼はいつの間にか消えていた。公園は静まり返り、私たちはしばらくその場に立ち尽くした。友人の誕生日が終わった後、私はその男性のことを忘れようとしたが、いつも不気味な笑みを浮かべていた彼の顔が頭から離れなかった。

数年後、学校での葬儀に参加した時、あの男性が参列者たちの間にひっそりと立っているのを見た。彼の姿は変わらず、私の心に恐怖を植え付けた。あの時の笑みは、決して忘れられないものとなった。彼は、私たちを見守っているのではなく、私たちの命を狙っているのかもしれないと、今も思っている。彼は、ただの人間ではない。

「茶色のスーツの男は、もしかしたら死神なのかもしれない。」彼を見た瞬間、私はそう感じた。彼の存在感は、私たちの周りに常に漂っている。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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