本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 短編
豚男の恐怖
豚男の恐怖
新着 短編

豚男の恐怖

16時間前
怖い 1
怖くない 0
chat_bubble 0
130 views

大学時代、廃工場の近くに少し有名な男がいた。

「ぶひひひひ~いん」と豚のような声を上げながら、気ままに歩く男は、体格が良く、頭は薄い髪に覆われていた。普段はジャージ姿で、秋の夜でも薄着だったため、周囲の人々からは奇異の目で見られていた。

彼は地元の子供たちから「豚男」と呼ばれ、いつも笑い声と共に姿を現していた。夜遅くに帰る人々の中には、彼の存在を気に留めない者も多かった。

ある晩、友人と一緒に飲んだ帰り道、ふとした拍子に「ぶひひひひ~いん」という声が響いた。友人に「豚男の話」をしていると、その声が近づいてくるのに気づいた。

「豚男、面白そうだな」と酔った友人が言った。期待に胸を膨らませて待っていると、豚男の姿が見えたが、その日は何かが違った。

彼は両手に包丁を持ち、こちらに向かってくるではないか。

俺たちは恐怖に駆られ、全力で逃げ出した。豚男は「ぶひぶひ」と叫びながら、包丁を振り回し、思った以上に速く追いかけてきた。

逃げる途中、俺たちは必死で住宅街に飛び込み、何とか彼を振り切った。深夜の静かな通りを走り続け、ようやく豚男の声が遠ざかるのを感じた。

後日、あの日の件がニュースになり、警察に通報が相次いだことを知った。普段は人畜無害だった豚男が、なぜあの夜に包丁を持っていたのか、今でも謎だ。

ただ、あの時彼に捕まっていたら、どうなっていたのかと思うと、背筋が凍る思いがする。何があの男を変えてしまったのか、恐怖は今も心に残っている。

それ以来、俺たちは夜道を一人で歩くことができなくなった。豚男の存在は、ただの奇人ではなく、何か恐ろしいものに変わってしまったのだ。

あの日の出来事は、今でも夢に見ることがある。夜の静けさに包まれた廃工場の近くで、またあの声が聞こえてくるのではないかと。

あの豚男は、もう二度と現れないことを願っている。だが、もし再び出会ったら、果たしてどうすればいいのか…

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 5
怖い評価 43
閲覧数 2k

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

・利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.2.136

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 学校
  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...