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短編
借り物の本
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借り物の本

2020年9月11日
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私の兄は、妹の私が言うのも何ですが整った顔立ちをしており、

高校生の頃はファンクラブがあったほど。要するにモテていました。

ですがとても不器用なうえ不真面目な性格だったので、

好きでいてくれる女の子にたいして冷たい態度をとったりすることも多々あったそうです。

(私の友人がファンクラブ会員だったので聞いた話ですが)

ある日、兄が普段あまり読まなそうな本(当時はやりの携帯小説を書籍化したもの)が床に転がっており、

「これどうしたの?」と尋ねたところ、女友達が貸してくれたとのことでした。

借り物を床に転がしておくなよな~と兄をいさめて、

汚したり、忘れないようなところに移動しておこうと思い、床から本を拾い上げたのですが

私も普段こういった本をあまり読まないタイプだったので興味が湧き、

兄の承諾を得て、すこしだけ読ませてもらうことにしました。

見慣れない横書きのページと好みではない文章で、数ページほど読んで飽きてしまったのですが、

外側のカバーに異物感があり、すこしボコボコしていたのです。

兄が持ち運んでいる途中になにかが挟まったのかな?と思い、カバーを外してみると、

中には折りたたまれた白い紙が。

今思えばラブレターでも入っていたらとんでもないことなのですが、

何も考えずに、紙を開いてしまいました。

中には、茶色いシミがついた厚紙に、黒い髪の毛がグルグル巻きにされたものが入っていました。

茶色いシミが乾いた血液なんだとすぐに察することができるような、生臭い匂いが立ち込めました。

わたしは臭いし怖いし汚いし、どうしていいかわからずパニックになってしまい、

そっとすべてを元通りにして、本を兄に返しました。

どう見てもなにかの呪い?だよね・・・と思ったのですが、兄には言えませんでしたし、今もまだ兄はこのことを知りません。

とくにこれといって事故やけがや不幸なことが続いて起こったということもないですが

今思えば、結婚するまでの間、あまり良いパートナーに恵まれていなかったなぁと思います。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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