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長編

私達と一緒にいる③

匿名 3日前
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事はみんな知っていた。 ジョナ君が連絡をしていてくれてたみたいだ。 ありがたかった。 シャワーも浴びて、ジョナ君とベッドに横になった。 電気を消そうとしたが、電気は消さないようにお願いした。 ジョナ君も承知してくれて、私達はそのまま眠りについた。 午前3時。 目が覚めた私。 トイレに干してある私の下着がくるくると回っているのが目に入った。 風もないのに・・ 不思議に思ったがどうしても眠かったので私は目を閉じた。 バキーン! 甲高い大きな音が部屋に響いた。 びっくりして顔を上げた。 なに!? キッチンに何かあるかもしれないと思って、ベッドから降りてキッチンの様子を見に行った。 何か割れた音?落ちた音だと思ったんだけどな・・ ふと、トイレの方に視線を感じて、振り返った。 私の下着がまだくるくると回っていた。 不気味で仕方がなかった。 風もないのに一定の速度でくるくると回っている下着。 私は足早にベッドに戻った。 眠気など吹っ飛んでいた。 ジョナ君の腕を掴んで横になった。 私は恐怖から部屋の隅々まで何かを確認するようにじっと見渡した。 すると、タンスの上に置いてある小さな扇風機がズッと手間に動いた。 びっくりして音がするくらい息を吸った。 怖い。怖い。怖い。 ジョナ君をそこで起こせばよかったのだが、扇風機をじっとガン見していた。 扇風機はまた手間に動いた。 黙って見る私。 次の瞬間、一気に扇風機がタンスから倒れ、床に落ちた。 私「ジョッ!」 その時だった。 ジョナ君の名前を叫んで起こした体はまた何かの圧力によってベッドに押しつぶされた。 勝手に体がベッドの上でグニョグニョと動く。 体が圧力に押されてベッドに押しつぶされていく。 声が出ない。 私は恐怖から涙を流していた。 心の中でまた祈りを唱えると、またギュウっと体が締めつられるような感覚になった。 痺れが、圧力が体を支配する感じ。 声にならない叫び声をずっと上げていた。 『お父さん!!!!!』 なぜかわからないがそう思いっきり心で叫ぶと縛りが解けたみたいに一気に自由になった。 (私の父はすでに亡くなっています) 私は子供みたいに大きな声をあげて泣いた。 ジョナ君「どうしたの!?!!!」

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