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消えた少女の影
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消えた少女の影

1時間前
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この話は34歳の新人看護師、南雲さんの体験です。

※※※※※※※※※※

南雲さんは、地方の療養所で働き始めてから、ちょうど3か月が経った頃のことでした。冬の夕方、薄暗い廊下の奥から不気味な絵画が視界に入ります。それは、どこか不気味な少女の姿を描いたもの。彼女の目は、まるでこちらを見つめているようでした。

その頃、療養所ではある少女、真奈が失踪するという事件が発生していました。彼女は普段から内向的で、あまり言葉を発しない子でしたが、南雲さんにだけは心を開いてくれていました。真奈は、時折自分の周りに何かを感じているようで、そんな彼女を心配していた南雲さんでした。

ある日、真奈が病室から姿を消したと報告がありました。周囲の職員たちが必死で探しましたが、彼女はどこにも見つかりませんでした。警察に連絡をし、捜索が始まると、南雲さんは精神的な負担から体調を崩してしまいました。

その後、南雲さんは自宅でゆっくり休むことになりましたが、ある晩、急に目が覚めると頭が割れるような痛みを感じました。気が付くと、彼女は不思議な場所に立っていました。目の前には、古びたトンネルが広がり、暗闇の中に微かな光が見えました。

恐る恐るその光に向かって進むと、かすかな声が聞こえてきました。それは真奈の声でした。「助けて…」と繰り返しながら、彼女は暗闇の中で彷徨っています。南雲さんは思わず叫びました。「真奈!どこにいるの?」すると、真奈の姿がかすかに見え、彼女の後ろには小さな影が寄り添っていました。南雲さんはその影が何者なのか気になりましたが、真奈の表情が悲しげだったため、目を背けました。

真奈は「私、ここから出たい…でも、戻れない」と泣きそうな声で言います。南雲さんは「私が助けるから、一緒に戻ろう」と手を差し伸べました。

すると、影が急に動き出し、真奈を引き寄せるように言いました。「あなたは私のことを忘れないでね。」その瞬間、南雲さんは何か大切なものを失った気がしました。

目が覚めた南雲さんは、療養所に戻り、真奈の失踪事件が続いていることを知ります。彼女は警察に、自身が見た夢のことを話しました。警察は最初は信じていませんでしたが、南雲さんの真剣な表情に心を動かされ、再捜索が行われました。

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