
短編
隣の氏川さん。
か 3日前
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どうも。氏川という者です。
ど、どなたですか?隣に引っ越して来た、氏川です。
あ、そうですか、わざわざ有難うございます。
いえいえ。タオル受け取ってください。
は、はい。
あれ?隣の人って、中邑さんじゃないっけ?
まあいいか。
タオルの色は赤。
真っ赤とはまさにこれ。
朝起きると血が床についていた。
う、気持ち悪い。
そして朝起きると家が荒らされたようになっていた。
隣の家の表札は、中邑。
え?氏川さんじゃないの?
間違えてお風呂の中にタオルを落としてしまった。
血?ウワアアア!
警察に通報したところ、氏川というのは、強盗の容疑がかかっていて、探しているそうだ。
私になぜタオルを渡したのかは憶測だが、証拠隠滅だと思う。
真っ赤なタオル。鮮血。怖いものだ。
そして、中邑さんの家のなかに家宅捜索が行われた。
血を抜かれた遺体が発見されたのこと。
もし、氏川が、僕の家を標的にしていたのなら...。
私は死んでいたのかも知れない。
※この話は友人が体験しました。勿論実話です
後日談:
- 実話と言うところが怖い。 友人は家を引っ越したそうです。
この怖い話はどうでしたか?
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