
私の故郷には、昔の映画に登場したという廃校があります。その校舎は長い間放置され、今では立ち入り禁止となっていて、夜になると不気味な影が見えるという噂が立っています。
私はその場に行ったことはありませんが、大学の先輩から聞いた体験をお話しすることにします。
数年前のこと、まだ廃校が立ち入り可能だった頃、先輩は友人たちと興味本位でその場所を訪れたそうです。友達の車に乗り込み、廃校の入り口に車を停めると、皆で足を揃えて校舎の中へと入っていきました。
校舎は薄暗く、埃っぽく、ひっそりとした雰囲気だったと聞いています。少し怖がりながらも、誰もが何も起こらないことを期待していたようです。結局、特に異常なこともなく、拍子抜けしながら帰り道にはファミレスに寄ったとのこと。
しかし、翌日、その中の一人から『なぜか調子が悪い』と連絡があったと聞きました。電話越しでも明らかに様子が変で、心配になった先輩は急いでその友人の元へ向かいました。
家に着くと、その友人は目が虚ろで、まるで別人のようでした。すぐに病院に連れて行かれましたが、医者からは特に異常は見つからず、ただの疲労だと言われたそうです。
数日経っても彼の様子は改善せず、先輩たちは廃校の訪問が原因ではないかと疑い始めました。そこで、霊能者に相談したところ、驚くことに三体の霊が憑依しているとのことでした。そのうち一体は特に強力で、友人の精神に影響を与えていると説明されたそうです。
霊能者たちは、何度もその霊を祓おうと試みましたが、簡単にはいかなかったようです。最後には有名な霊媒師に頼むことになり、ようやく霊を取り払うことができたとのこと。友人は徐々に元気を取り戻しましたが、彼はその間の記憶がまったくないと言っていました。何が起こったのか、彼自身も分からないままでした。恐ろしいのは、次に彼を狙っている霊がいるかもしれないということでした。
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