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長編

ヤバ過ぎる元カノ

匿名 2020年4月1日
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この話は1ヶ月前の話である。 当時俺は高校時代の友達5人で飲み会を行おうとした。 メンバーは俺、Z、T、S、Kの5人だ。 この日はZの家で飲み会をしようということになったんだ。 俺も昼くらいに近くのスーパーに酒に合いそうな食べ物とつまみを買うことにした。 その際に誰かが俺の背後に立っているような気がしたんだ。俺は気になり振り返ってみることにしたんだ。 そこには、 「ヤッホー俺くん久しぶりー!」 と明るい声の持ち主が俺の名を呼ぶ。 俺「ッチ。んだよD子。」 そうコイツは俺の元カノのD子だ。 俺とD子が初めて出会ったのは、高校1年の時だった。入学したての俺は何かいい出会いは無いのかと嘆き続けていた。 そんな中、D子が突然、 D子「入学した時からずっと俺くんのことが好きでした。もし良かったら付き合ってもらえませんか?」 こんな感じで俺らは付き合った。 だが、 D子「ちょっと俺くん!」 俺「どしたD子?」 D子「今日私以外の女と話してたんでしょ!?」 俺「あ?アイツは妹だよ。」 D子「何で俺くんいっつも他の女なんかと話すの?ホント信じられない!」 D子は異常な程俺を束縛するようになった。最初は少し嬉しかったのだが、だんだんとエスカレートしていくD子に恐怖心を抱くようになっていったんだ。 本当にコイツをキレさせてしまったらヤベェ・・・ とかなりビビっていた。 だがいつまでもビビっている訳にもいかないので俺は、その晩に夜逃げをした。 金はそれなりにあったし、うまいこと逃げれたんだ。 今は別のマンションで一人暮らしをしている。 そんな矢先に、ちゃっかりコイツと出会ってしまった。 クソー! 咄嗟に俺はある一つの嘘が脳裏に浮かんだ。 それは、実はもう新しい彼女がいるという王道の嘘をこの短時間で思いついてしまった。俺はすぐにD子にこの言葉を言って見ることにした。 俺「あのさD子。」 D子「どうしたの、俺くん?」 俺「実は俺、新しい彼女できたんだよね。」 D子「え?嘘でしょ?」 俺「ホントさ。」 D子「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!」 D子がおかしくなってしまった。くそ〜!余計な事言うんじゃなかった〜! 俺は嘘だという子供を連呼しているD子を素通りし、レジへと向かった。 運良く空いていたのでサッサと会計をしてもらい車で逃げることにした。 (D子のやつ、マジでヤベェよ。また俺んとこに来たら・・・) 俺はとてもビビリながら車を走らせていた。 まさか俺の嫌〜な予感が的中してしまうなんてこの時は思いもしていなかった。 その日の夜俺はタクシーでZの家に向かうことにした。 そして十数分経った頃にZの家に着いた。 もう彼の家に僕以外に全員が揃っていた。 俺はつまみやビールを用意し、5人でガヤガヤと談話をしていた。 話をしてから数分の事である。突然Tがこんな事を話してきた。 T「なぁなぁ、今日家でボーッとしてたら突然インターホンがなったから何だろうと思いながら出たんだよ。そしたらさ、全く知らない女が1人立ってたんだよ。」 俺「ふーんそれで?」 T「何か用でもあるんですか?って聞いたら、俺くんそっちにいらっしゃらないでしょうか?ってきたんだ。」 俺「は?」 俺は疑問に思いながらもTの話を聞いていた。 T「いえ、〇〇はいませんよ。って伝えたら、そうですか・・・って言って帰ってったよ。お前彼女出来てたのか?」 俺「実はお前らに黙ってたんだけど、俺昔彼女と付き合ってたんだよ。」 4人「え?マジで?」 俺「あぁ。」 S「でも何で別れたりしたんだ?」 俺「その・・・」 Z「何だよ言って見ろよ。」 俺「言い合いするとヒステリックになるんだよ。」 俺は友人達に色んな話をした。 Z「そういう事だったのか・・・よし何かあったら俺らに相談してくれ。お前のその話聞いてると、何か見逃せねぇなって思ってな。」 俺「あ、ありがとう。」 俺はいつの間にか泣いていた。 その後は3時間ほど飲み会を行い、そのまま帰る事にした。 俺は今度は電車で帰る事にした。 歩いて10分くらいだろうか。何かの気配を感じ取ったのだ。 まぁ気のせいだろうなと思いながら駅へと向かった。 何だかんだ帰ってこれた俺だが、この後とんでもない方向へと向かう事になる! 俺は家の中に入る。そして何故か鍵が掛かっていなかったのだ。 俺は嫌な気持ちを押さえて恐る恐る近づく。   なんと、D子が俺の家で首を吊っていたのだ! 俺「う、うわぁー!」 俺は恐怖のあまりしりもちを着いてしまった。ビビリながらも俺は警察に電話した。 5分くらい警官が数名やってき、現場検証を行っていた。俺も少し事情聴取されたが、すぐに自殺だと判明されたそうだ。 遺書などは見つかっていないが何故D子は自殺をしたのだろうか。本当に訳がわからない。 その後は俺はすぐに引っ越した。 今でも思い出すとても胸糞の悪い話である。

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