
短編
入学式
匿名 2日前
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俺が小学生の入学式で体験した不思議な話をします。あまり怖くないかもしれません。
入学式、新品のランドセルを背負って少し緊張しながら小学校へ家族と向かいました。学校の門にある「入学式」と書いてある看板みたいなものの前で写真を撮って入学式に行きました。クラスが発表され、それぞれの教室に行き、先生の話がはじまりました。
初めて気づいたのですが、教室の端っこに座っていた男の子に気がつきました。気になったので俺は勇気を出して帰りに声をかけてみました。
俺「なぁ、今日遊ばへん?」
男の子「...」
俺「○○公園て知ってる?」
男の子「うん...」
俺「そこで遊ぼ?」
男の子「わかった」
俺「きまり!じぁまた後で」
そう言って別れました。そして公園に着くともう男の子はいました。
俺「早いなぁ」
男の子「家、近いから...」
俺「名前は?」
俺「俺は○○」
男の子「はやと」
俺「じぁはやと、何する?」
はやと「かくれんぼでもしよう。」
俺「わかった。じゃ、鬼を決めよう。」
ジャーンケーン
ポン!
俺「俺が鬼か。じゃあ30秒数えるな。」
俺「1,2,3,…」
俺「30!」
30秒たったので探しました。
公園の端っこにある大きい木の裏に隠れていました。
俺「じゃあ次ははやとが鬼な!」
俺は草むらの中に隠れました。すると30秒たってあっという間に見つかってしまいました。そして時間も4時半だったので帰ることにしました。
次の日、幼稚園からの友達に昨日の話をしました。すると、
「え?誰?そんな子いないよ。」
と言いました。その子の名前を言っても
このクラスにはいないと言うのです。入学式の日、確かに教室にいたのに...
後日談:
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