本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編

葛籠 (つづら)

えい 3日前
怖い 403
怖くない 371
chat_bubble 6
65,182 views
。 Cさんが何かを握っている事に。 握り締められた手を抉じ開けようとしても、接着されたように固く、中々開かせる事が出来ず、紫翠を呼んだ。 紫翠 「どうした?」 私 「彼女何か握ってるの。ソレ取りたいんだけど、力が凄くて…手を開かせられなくて。」 紫翠は、私が指差す先を見て 紫翠 「札だな?多分…」 そう言うやいなや、あっさりと彼女から御札の切れ端を奪い取ってしまった。 そしてその切れ端を広げて行き手が止まる。 私 「見せて。」 そう言って紫翠の手から御札の切れ端を取ろうとすると 紫翠 「触るな!」と怒鳴られた。 私 「何で?」 そう言った後、広げて私に見せた。 私 「これって………!?」 紫翠 「あれの続きだろ?4だし…」 私 「でも、まだ5と8が無い…葛籠って確か!」 私は、車から降りるとA君に確かめた。 私 「貴方の言う葛籠って…大小あったのよね?見付けたのは、どっち?」 A 「多分…小さい方だと思います。」 紫翠が黙って車から降りてきて、私の肩をポンッと叩いた。 多分…振り向いた私の顔は、血の気が失せていたと思う。 数時間経った頃、紫翠が呼んだ人間とCさんのご両親が到着した。 Cさんとご両親には、近くのお寺に行き、事情を話、Cさんを御堂に入れ、廻りに御札を貼り、閉じ込めて、ご両親には、お寺に留まる様に告げ、住職に私達から連絡があったら、経をあげて貰いたいと御願いをして、A君、B君、私、紫翠、応援で駆け付けた男性5人とで、その廃屋へ移動する事になった。 空が少しずつ明るくなって来た頃、私達は、その廃屋の前に佇んでいた。 大きなお屋敷と呼んでいいぐらいの立派な家。 呪詛を掛けなければならない程、誰かを恨んでいたのか? 紫翠がこっちを見て何かを呟いた。 私は、A君、B君と共に廃屋へ入り、迷う事無く2階に行き、B君に説明されながら、葛籠があった部屋まで行くと、先に部屋に入ったB君が叫び声をあげた。 慌てて部屋に入ると、A君も驚きの声を上げた。 確かにここに下ろしたという二人。 でも、そこには何もなく、天袋も覗いたが、葛籠は見当たらなかった。 私は、別の部屋に行き、葛籠という名の匣を探した。押し入れや天袋等を探したが見付からず、諦めかけた時、物置きの様なスペースにソレを見付けた。 禍々しく渦巻くソレは、彼等に言わせれば、大きな葛籠。そして、間違うはずも無い

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(6件)

  • コトリバコをモチーフにしたのかな?
    sumomo
  • 台詞回しが中二病っぽくて胡散臭く感じた
    あか
  • いや、五時脱磁が非道いな!!
    ジェニファーロペス
  • 話しのシーンが飛び飛びで、場面がよくわからなかったです
    kartoon
  • うわ〜怖い………今もおかしい状態なんだ……行かなきゃ良かったのにね
    しゆか
  • 紫光さんと紫翠さんは別の人ですか??
    あい
0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.238

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

grid_3x3 話題のキーワード

search

サクッと読める短編の怖い話 サクッと読める短編の怖い話

読み込み中...