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長編

葛籠 (つづら)

えい 3日前
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字掠れてるし、紙の色も褪せてるから、大分、昔に…。」 A 「なら、お前、見なくていいよ。俺は、嘘や思うから見るゎ。」 そういって葛籠の蓋に手を掛けて、Bの方を見た。 B 「ん?どうした?」 A 「いや…なんか紙切れが…」 そう言って、葛籠を半回転させた。 そこには、千切れた御札が数枚あった。 B 「さっき下ろす時に破れたんじゃ…。」 そこまで言って、反射的にCが居た押し入れ前に懐中電灯を向けた。 Aも気付いたらしく懐中電灯を拾い押し入れに向けた。 ぼんやりとした丸い二つの輪に照らされて、ニタニタと笑うCの姿があった。 低い悲鳴がAとBから漏れた。 どう見ても正気の沙汰と思えないCがそこにいた。 そして、何を言ってるのか?分からない言葉?歌?を口ずさんでいた。 我に返ったBがCに駆け寄り、Cの名前を呼び体を揺するが、Cは、焦点の合わない目で空中を見つめながら何かを口ずさんでいた。 B 「おいっA!ヤバイぞこれっ!」 A 「Cちゃん?どうしたん?Cちゃん?!」 何を言おうが体を揺すったり叩いたりしてもCが正気を戻すこと無く、転がるようにCを抱えてBとAは、廃屋から飛び出て、走って山を降りた。 車まで走り、後部座席にCを押し込み、Bもその横に座り、Aは、車を走らせた。 Cは、相変わらずニタニタと不気味な笑みを浮かべ何かを口ずさんでいた。 A 「どうすりゃいいんだ?これから…。」 B 「病院行ってもダメだろうな…。」 A 「病院じゃダメなのか?」 B 「そりゃあそうだろう、誰が信じるんだよ?」 A 「じゃあどうすんだよ?!」 B 「今、何時?」 A 「もうすぐ午前2時。何だよ?」 B 「いや…思い当たる人が居るんだけど、寝起きが悪い人だから…多分、物凄く怒られると思うけど…連絡してみるか?」 A 「病院はダメなんだろ?」 B 「ああ…。」 A 「なぁ…Cちゃん、葛籠の中見たんかな?」 B 「多分…な…。」 A 「んじゃっこれって霊障とかいうやつなんか?」 B 「だと思う…こんなん初めてやから、心スポ行っても、肩重いとかそういうのはあったけど、ここまで可笑しくなったのは、初めてだから。」 A 「なぁ…多少は怒られても仕方無いって思うし、Bが思い当たる人居るなら、連絡してみた方が良くないか?このままの状態のCちゃん、家に帰す訳にもいかねぇだろ?」 B 「

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  • コトリバコをモチーフにしたのかな?
    sumomo
  • 台詞回しが中二病っぽくて胡散臭く感じた
    あか
  • いや、五時脱磁が非道いな!!
    ジェニファーロペス
  • 話しのシーンが飛び飛びで、場面がよくわからなかったです
    kartoon
  • うわ〜怖い………今もおかしい状態なんだ……行かなきゃ良かったのにね
    しゆか
  • 紫光さんと紫翠さんは別の人ですか??
    あい
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