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長編

葛籠 (つづら)

えい 3日前
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が行って大丈夫そうか確かめて来るゎ。」 そういって、AとBがゆっくり階段を登って行き、暫くすると2階を歩き回る音が聞こえた。 B 「Cいいぞ。大丈夫そうだ。」 C 「そう?じゃあ行くね。」 Cが2階に上がると、Aは奥の部屋をガサゴソと漁っている様だった。 Bは、階段脇の部屋にいた。 だから、Cは、階段から正面にある部屋を覗いた。そこは、夫婦の寝室の様で、布団が二組並べて敷かれていた。 それを見て、少し気味悪くなったCは、布団を踏まないように部屋の中に入り、押し入れを開けて中を懐中電灯で照らした。 衣装ケースに入れられた衣類等が積まれていて、奥が良く見えなかったが、聞いていた葛籠の様な大きな物が入っている様には思えず、押し入れを閉めた。 辺りを見渡しても葛籠は無く、AやBの所へ行こうと踵を返した時、天袋に目が止まった。 C (あそこにならあるかなぁ?) 押し入れを少し開けて、中段に足を掛けて立上がり、天袋の小さな戸を開けた。 C 「あっ!」 思わず声が出た。 その声に気付いたBがCが居る部屋を覗いた。 B 「何かあったか?」 C 「多分、コレの事じゃない?」 そんな事を言っていたら、Aもやって来た。 A 「マジかよ?あったん?」 C 「多分、そうだと思うよ?でも…私一人じゃ下ろせないから、下で受け取ってね。」 そういうと、足で押し入れを器用に開けて、少しずつ天袋から、箱をずらして行く。 下でAとBが手を伸ばし箱を支え受け取ろうとしていた。 徐々に見えてくる箱を見てAとBは、それが葛籠だと確信していた。 少しずつ出て来た所で箱を斜め下に擦らそうとした時、蓋が少しだけ持ち上がった。 Cの目の前で、少しだけ持ち上がった蓋の隙間。 Cは、その瞬間、葛籠の中に目を向けた。 そして、ソレを少しだけ見てしまった。 葛籠を下に下ろしたAとBが、中を見ようと懐中電灯を向けると、葛籠の蓋の中央に訳の分からない記号みたいな御札が貼られているのを見て、少し躊躇した。 そして、Aが懐中電灯を床に落とした時、葛籠の蓋と箱の部分にも御札が貼られているのをBが見て、後ずさる。 B 「これ…不味いんじゃねぇの?」 A 「こんなん嘘に決まってるやろ?いたずらや誰かの!」 B 「誰かって誰や?」 A 「それは…知らんけど、前に見付けた奴が後の奴ビビらそうとして貼っただけやろ?」 B 「でも、これ…文

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  • コトリバコをモチーフにしたのかな?
    sumomo
  • 台詞回しが中二病っぽくて胡散臭く感じた
    あか
  • いや、五時脱磁が非道いな!!
    ジェニファーロペス
  • 話しのシーンが飛び飛びで、場面がよくわからなかったです
    kartoon
  • うわ〜怖い………今もおかしい状態なんだ……行かなきゃ良かったのにね
    しゆか
  • 紫光さんと紫翠さんは別の人ですか??
    あい
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