
長編
四肢とタクシーと。
匿名 2日前
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、
仕事が終わり、自宅で晩御飯を済ませ
眠りについた運転手の方。
とても疲れていたそうで、すぐ眠りについたそうです
午前3時頃、息苦しさと顔面に走る衝撃で目が覚めたそうです。
なんだ!!!と思い目を開くと
奥様が自分の顔の目の前にいたそうです。
少し怒った顔で、奥様は続けて言ったそうです。
「あんた、なにしてんの!!!」
眠たい中で自分の姿に目を下ろしてみると
自分の両手のひらで、自分の首を絞めていたそうです。まるで、あの看護師の方のように。
鳥肌が立った運転手の方は、お清めの塩を玄関に撒き、その日は朝まで眠りにつけなかったそうです。
私はこの話をタクシーの車内で聞き、
少し出来すぎた、あるいは製作者がいるんだろうなと思う怪談話だと思いました。
それを察したように運転手の方は徐に
タートルネックをずらし、見てみなと。
そこには人間の指の形がくっきりわかるほどの鬱血の跡がありました。
あまりの衝撃に今でも鮮明に覚えています。
そして運転手の方は最後に
この話が怖いのは自分が死にかけた事、
看護師が死にかけた事
どちらでもないとおっしゃいました。
先ほどもお話しした通り、
Aは足のない女性を
Bは胴体のない女性を
Cは両腕が肩からかけてない女性を
そして今回の運転手の方。
首のない女性を。
次はきっと頭部がない女性なのではないかと。
そして、
次を見た方は本当に死んでしまうのではないかと。
果たして、次に見る方は本当にいるのか
そして、なぜ四肢が欠けた女性が出てくるのか
先述した通り、心霊スポットでもなければ
事故が起きた様な場所でもないのです
辻褄が合わないそんなお話しを聞かせていただきました。
ご愛読ありがとうございました。
後日談:
- 首がなかったのに女性とわかったのは理由が説明できず、本能的に女性だと思ってしまったとの事でした。 本当に一体なんだったんでしょうか?
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