
長編
にくめん
匿名 4日前
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様でとても柔らかく、引っ張れば5cm程度は伸びるのですが、どうやっても顔から離れないのです。
目と鼻の位置に穴が空いているので窒息などの心配はなさそうでしたが、とにかく熱いし痛いと先輩が
言うので、車まで行ってマスクを切るものをさがそうと私達全員の意見が一致し、車に向かいました。
階段を降りながら、先輩は不意にうしろを振り返りました。
先輩?と声をかけた私達3人は、次の瞬間一斉に階段を駆け下りました
うしろを振り返った先輩の後頭部に4つの目があり、上下左右に動いていたのです。
私達は一階のロビーまで走って、なにあれ?ウソ?と階段を見つめました。
すると先輩がゆっくりと降りてこちらへ向かってきました。
うしろむきのまま
先輩は私達に声をかけてきました。
なんで先いくんだよ〜。みんな走ったら危ないし
それに……
と、いつもの先輩の調子で普通に話すのです。
4つの目玉で私達を見ながら
先輩なんともないんですか??
友人が尋ねると
なんともないわけないだろ、この顔見たろ?
早く取ってくれよ〜
早く〜
はやく〜
はやくはやく
はやくおまえのこと すきを ぜんぶぜったいみつけておいしくいだだきますぜったいです
え?と聞き返した友人の方に、あの後頭部の4つの視線が集まりました
私はその友人とは逆の方向に本脳的に走りだしました。足はもつれ呼吸もままならないまま、とにかく逃げました。
もう一人の友人も私と同じ方向へ走ってきたのですが、途中どこか部屋に逃げ込んだのか、私達はバラバラになってしまいました。
4つの視線を集めてしまった友人も、叫びながら逃げ回っているようです。
これで全員がバラバラになってしまいました。
いつも遊びでやっていた隠れんぼを命懸けでしなきゃいけなくなりました。
これがデジャヴかぁ、緊張してたのは軽い予知みたいなものだったのかなぁ。あ、先輩の車だから帰れないや。と私はパニックだったのか冷静だったのか
今の現状をあれこれ考えながら
それにしてもワンパターンだなぁ私
と、ドアの裏で小浴場を眺めていました
鬼は幸いどこを探しているかすぐにわかります。
日本語にもならないような言葉をわめきながら足を引きずって歩いているようでしたので。
私はホテルの外に出ようとは不思議と考えられませんでした。ホテルの外に出てはいけないという確信のようなものが
なぜかあ
この怖い話はどうでしたか?
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- ワロタ真実を知る者
- 語り手さん逃げてー!そしてなぜ補足情報が無いのー!利犬
- 怖いよー!!バクバク!!うんこりん
- 今だ捜してるってすごく怖いですね。斜め
- 怖すぎ.
- 怖い〜〜( ; ; )南伝感電
- 怖すぎる。追ってくる系は苦手:(´◦ω◦`):ガクブルのあ
- 可愛いww怖いけど・・・コワ可愛いwwwM.t
- こわくねにこ
- なかなか面白い話しであった。 実際にその場面をイメージすると 怖いけどスリル満点ですね。 実際は嫌だけど、夢だったらスリルあって面白そう、異形の人間からの逃走。オカルト好き