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短編
カイセンシヨウチュウ
匿名
カイセンシヨウチュウ
短編

カイセンシヨウチュウ

匿名
2016年10月8日
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これは私が家に一人で留守番していた時の話です。

自分のいる部屋以外は電気を消して、部屋で布団にくるまりながら小説を読んでいたのですが、不意に電話が鳴りました。

私の家は、電話の受話器がリビングにFAXなどの機能が備わった本体が一つ。い私のいる部屋にサブの受話器が一つあります。

私の今いる部屋は私がいつも寝てる部屋ですが、弟の机もあり弟も一緒に使っています。なので、電話が来た時に受話器を取りやすいように、という計らいでした。

私は不意に鳴りだした電話にダルいと思いながらも包まっている掛け布団を払いのけて、立ち上がり受話器がある場所に近づき、受話器を取りました。

しかし、私が受話器を取り上げた瞬間に電話が切れてしまいました。

間に合わなかったのか?まぁ、仕方ないか〜。

と適当に考えて受話器を戻し、何気なく電話してきた番号が表示される画面を見た時、表情が凍りました。

そこにはカイセンシヨウチュウと表示されていたのです。

カイセンシヨウチュウと表示される時は、電話機がサブと本体に分かれていて、どちらかの受話器が取り上げられた時にもう一つの分かれた電話機に表示されます。

それを今の状況に当てはめてみれば、今私がいる部屋の受話器とは別にあるリビングの受話器が取られたということになる。

それはあり得ないことで、今は私以外にこの家には誰もいません。

いない筈です。

しかし、表示された機器にはカイセンシヨウチュウと表示されている。

これが指し示すのは……

すぐにそこまで思い至り、私はリビングに繋がる扉があるであろう方向を蒼白に血の気が引くのを感じながら、見つめました。

その時、何故か無性にリビングを確かめたくなりました。

その衝動が怖いという気持ちに勝り、ゆっくりと自分の部屋の扉に近づき、そのドアノブに手を添え、あけてしまいました。

ガチャ……

そして、私は見てしまった。

髪はボサボサで肌は土気色に染まり、目は白く濁りながらも小さな黒点のような瞳が私を捉え、その口元は三日月型に開いた辛うじて女とわかる人ならざる化け物が、私のいた部屋の扉の前に立っているのを。

私はそこで気を失ってしまいました。

その後に何か怪奇的なこともなく、それっきりで終わりました。

あれはなんだったのでしょうか?

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