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長編

コピペ 俺の妹の話

匿名 3日前
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怖くない 553
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、その服気にいっとんのな、あぁ、そうかそうか、これて嬉しいか」 障子の隙間から見ると、ばーちゃんが笑ってんの。相槌まで打ってさ。 テーブルにお茶とジュースまで出してさ。 妹の好きな、地元の古い店が作ってる瓶のサイダー。 俺、ついついばーちゃんの部屋あけちゃった。 そしたら、ばーちゃん、慌てもせずにさ 「ヒロトー、じいちゃんとシノがそこに来とる、挨拶せぇ」 って、俺にまでお茶出すし。 「これ飲んだら、かえるとこまで帰りんさい」 って、ばーちゃんは笑ってた。 まぁ、それくらいは序の口。 おかんが台所で、弟のおやつにホットケーキ作ってたら、作っといた一皿の、一枚の半分だけが無くなってんだって。 歯型ついてて。どう見てもシノの口の大きさでさ。 「あの子、ホットケーキも好きやったからなぁ」 って、ばーちゃんもおかんも涙してんの。 あとは、家に居るときに、シノの声を聞いたことは、全員ある。 おとんが 「きっと、この家が好きで出て行かないんだろう」 って言ってたな。 で、就職するからって東京で一人暮らし始めた。 その頃、好きな女もできて、告白しようか迷ってた。 ある日、夢ん中、妹とよく行った公園で、二人でベンチに座ってた。 「にーやんは、あの人すきなの?」 おかんが作ってやったフランス人形みたいなドレス着てさ、妹が笑ってんの。 向こう側のベンチに、俺の好きな人が座って、本を読んでて、それを指差しながら。 「うん」 って、俺が答えると 「大丈夫、シノが何とかしたげる」 って笑ってた。 んで、しばらく経ったある日さ、その女の人から告白されてしまった。 それから、そのまま今に至るってわけで。 結婚して、しばらく経って、実家に、シノとじーちゃんの墓参りに行った時、墓前でさ、俺の奥さんが言うんだよ。 「そういえばね、不思議な事があったの」 「なに」 「あなたに告白する前にね、不思議な子にあったの。新宿で買い物してたら、ちっちゃい女の子に声をかけられてね、紺色に白いフリルのドレス着てて… でね、『おねーさんは、にーやんのこと好きですか』って言われたの。 『にーやんってだれ?』って聞いたら、『大丈夫ー、おねーさんは、にーやんのお嫁さんになる、うちのにーやんもおねーさんの事好き』って言って、どっかに消えちゃったの。 でね、その子が居なくなった後、不思議なんだけど、あなたの顔が頭に浮かんだの」 「…シノ…」しか、思い当たる所は無い。 そ

後日談:

  • 怖くはないです。えぇ話です。

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  • 良い話やなぁ
    おに
  • お幸せに(*^^*)
    ぴょん吉
  • 感動しました(^^)
  • ええ話やー(T ^ T)
    マカロン
  • 涙出ました。シノちゃん!天使だね!
    うんこりん
  • シノちゃん、いい子だね(ノ∇・、)
    斜め
  • 涙腺が…
    ニップルフラッシュ下衆下痢臭くてぴーぴー
  • すごく感動しました!
    アンナ
  • いい話ですね(*^^*) うるうるしました(*^^*)
    夢幻
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