
長編
影
匿名 3日前
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はAの恋バナを聞いていた。
A「やば、話しすぎたわ。寝るか」
俺「ほんま話しすぎやで笑」
A「まぁ、、じゃあおやすみ」
俺「おやすみ」
Aはベッドで、俺はその下に敷いてもらった布団で寝た。夜中の12時半頃だった。
寝ているとAが何か言ってるのが聞こえてた。
A「うーん、うぁ、んんん」
俺は寝言を言ったか、寝ぼけているのか、俺の夢かと思った。そしてそれで目が少し覚めてしまい、ぼやけた視界でベッドの方を見るとAが立っていた。
俺「何してるん」
A「うぅ」
俺「うるさいって」
俺は眠かったのもあり、少しキレ気味に言って再び寝ようとした。すると
A「うあ゛ぁぁあ」
とAが叫んだ。俺はびっくりして飛び起きた。そしてAを見ると立ったまま首を抑えながら苦しそうにしている。いや、立ったというか浮いている。足元に台も無ければ首にロープも巻かれていない。
俺「おい何してんねん、大丈夫か」
Aは苦しそうにしながらも少し首を横に振った。
俺「何か首に詰まったんか?」
Aはまた横に首を振った。
俺はまずいと思い救急車を呼んだ。救急隊が来るまで7分くらいかかった。Aは救急車を呼んでから2分くらいで苦しまなくなって、気絶した。その時にはAの足はベッドに着いていた。俺は心音と呼吸を確認したがどっちも正常だった。一応俺は救急車が到着するまで声をかけ続けた。
結局Aが目を覚ましたのは病院。それも昼の2時。
A「なんで俺入院してるん」
俺「いや覚えてないん」
A「何が?」
俺「夜苦しんで失神したやん」
A「え?!」
俺「え?!覚えてないん」
A「うん、普通に寝てた」
俺「いやよう言うわ。救急車呼んだのは?」
A「知らん」
俺「なんでやねん」
俺はAに夜中の出来事を話した。
A「マジで?全然覚えてない。怖すぎやろ」
俺「怖いのは俺の方やわ」
A「それで病院着いてからどうなったん」
俺「あぁ、、、」
Aは病院に着いても気を失ったままだった。窒息を疑った医師は喉を確認した。すると喉を見る前に首の痣に気づいた。恐らく俺がやったと思ったんだろう、医師のうちの1人が俺に事情を話すよう言った。
医師「Aさんの首に絞められた跡があったんですがなにかご存知じゃないですか?」
俺「え、わからないです」
医師「んんー」
俺「俺を疑ってますか?」
医師「その可能性もなくはないと思うので」
俺「じゃあ痣と俺の手を比べてみましょう」
医師「では急いで来てください」
俺は医師
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