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長編

匿名 3日前
怖い 53
怖くない 54
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に案内されて治療室に入った。そしてAの首にはっきりとある痣に合わせた。 医師「えっ…」 その場にいたほぼ全員が驚いて声を失った。俺の手よりそれは明らかに小さく細いのだ。 医師「どうやらあなたではないようですね」 俺「はい、けどどうしてこんな跡が…」 医師「わかりません…」 それから俺は1時間くらい治療室の前で待っていた。そして医師が出てきて俺に説明した。 どうやらAの喉に何かが詰まっていたらしく、それが髪の毛だったらしい。1本や2本じゃなくて束のようになっていたらしい。俺はどうして喉を確認する前に俺に首の痣を確認したのかと思ったが、実は俺が治療室の前で医師に疑われている時にすでに取り出していたらしい。 A「気持ち悪っ…」 俺「しかも髪の毛長かったらしくてAのでも俺のでもなさそうって」 A「うわ吐き気してきた」 そんな会話をしていると医師がきた。 今日一日入院して安静にすれば明日には退院できるとのこと。 俺「よかったな」 A「とりあえずはな」 そして次の日、俺はAを病院まで迎えに行った。その帰りに俺はふと思い出した。今まで忙しすぎて疲れて気づかなかった。 公園でAと俺が見た首を吊っているような影。Aが家で見た影。Aの窒息、首の痣。 Aが苦しんでいる時少し浮いていたこと。 Aが言った、「何かが垂れてきたと思って…」 繋がったような気がした。

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