
中編
じいちゃんの命日
ヒッポ 2日前
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送ってくれん?」今思えばKYな発言だったかもしれないけど、一緒に母方の家から帰ってきた姉が送っちゃるわと
言う事で車で移動中に、こんな話をして来た。
姉「あんた、みえてる?」
僕「何の話?あー、いや?」姉と母には霊を視ることが出来るらしいが僕はオカルトだっとおもってた。だけど
さっきの電話のことがあってからそう言う事もあると思い始めていた。
姉「そう、、」何か言いたげな姉を横目に母親に自転車を撮りに行くと電話をかける
姉いわく弟の僕にも見える素質は有るらしいけど見たことがない、
母方の家に到着すると数年ぶりにあった従姉妹の敦士が居た。
僕「おおー!久しぶり!元気しとった?」
敦士「久しぶり〜兄ちゃん!」
ガラケーを取り出して電話番号交換してから、
僕「写真撮らしてよ?電話掛かって来たときに番号と名前あと写真映るやつあるじゃん?それのために」
敦士「ええよー」そう言ってかれたので団地のアパートの廊下で1枚撮った。その後家に自転車を置き式場に戻って何事もなかった。
数日後、そういや写真撮ったな〜電話かけるついでに、、、えっ?
写真を確認すると敦士の後ろに白い人型みたいなモヤが見える。目鼻口がくっきり分かる。
初めて心霊写真を撮った1枚だった。
え?敦士の守護霊?それともじいちゃん?分かる訳がなかった。
悪意が有る無いは素人には分からない。
一緒に住んでる曽祖母に消したほうがいいかどうか聞いたら、
曽祖母「消され、わからんのじゃろ?」
冷たっ!義理息子だったらどうすると笑ってしまった。
まぁ、言ってる事もごもっともで消した完璧に消去したはずだった。
後日、学校の放課後
僕「って事があったんだよー怖くね?」友人達に夏休みに合った怖い話体験を互いに披露し合って実話を話してる僕には敵わない訳で。
友達「こえ〜!でも写真あったらもっと怖かったかも
なぁー、」
僕「いやー、流石に残さんかったわ笑」
友達「ちょっとケータイ貸してみ!データ復旧させて
見てみたい笑」
友達の悪ふざけにガラケーを取られて取り合いになりながら友達が写真のフォルダを開いた瞬間に固まる。
友達「なぁ、もしかしてこれ?」
僕 「はぁ?消したって笑」
固まる友達の手からガラケーを取り返すとぼくも固まってしまった。
だって写真が無いどころか、5枚に増えてたんだから。
後日談:
- その後、すぐにガラケーをスマホに買い替えてから、何も無いです。 姉が何か言いたげだったのはじいちゃんが近くにいたのかな?と勝手におもってます。 写真がじいちゃんであれ、悪霊であれ素人にはわからないの、消すしか方法はなかったです。 まぁ、写真がフォルダに復活したのは、何かしらのメッセージがあったのかなぁ、と今では思います。 なぜガラケーだったかと言うと、家柄余り裕福ではなく、しかも私立の高校に行ってしまったのもありますね。スマホが欲しけりゃバイトしなさいと。義母に。怒られてました笑。と言う事で母から、連絡手段用としてガラケー渡されてました。
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