本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 短編
薄青のワンピースの少女
薄青のワンピースの少女
新着 短編

薄青のワンピースの少女

6時間前
怖い 1
怖くない 0
chat_bubble 1
22 views

それは私が小学生の頃、冬の寒い日の出来事です。

友達と遊んで帰る途中、ふと振り返ると、見知らぬ少女がついてきていました。彼女は私とほぼ同じくらいの年齢で、青いスカーフを身に着けていました。

「誰?」と友達に尋ねると、彼女も知らないと言います。私たちは首をかしげながら、また歩き始めました。彼女はただ静かに後ろをついてくるだけです。

家に着くと、友達は「彼女、遊びたがってるんじゃない?」と言いました。私は「うちで遊ぶ?」と聞くと、彼女は「うん」と頷きました。

その後、私たちはおままごとを始めましたが、彼女は無口で、ほとんど笑顔を見せませんでした。夕方になると、急に遊びをやめて、一言「帰る」と告げて静かに去って行ったのです。

それ以来、彼女は時折私の家を訪れるようになりました。いつも午後、他の友達がいないときに現れ、青いスカーフを身に着けていました。

ある日、祖父が私にその子の名前を尋ねました。私はそのとき初めて彼女の名前を知らないことに気づき、次の訪問の際に問いかけました。彼女は「ゆうちゃん」と答え、再び夕方になると去って行きました。

その晩、私は祖父に今日の出来事を話しました。すると祖父の表情が変わり、「あの子は昔、この山で行方不明になった子かもしれない。確か、青いスカーフをしていたという話だ」と言いました。

聞けば、山の近くで子供が遊んでいるとき、崖から落ちて亡くなってしまったそうです。名前は由美子、愛称は「ゆうちゃん」だったとのこと。

翌日、祖父はお供え物を持って私を連れ、山の頂へ行きました。そこで彼女のために祈りを捧げ、「もう遊べないよ、許してね」と手を合わせました。

それ以来、彼女は私の前に現れることはなくなりました。嘘のような話ですが、今でも心に残る不思議な出来事です。彼女の存在は、時を経ても消えることはありません。どこかで、静かに見守っていてくれるのかもしれません。

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 3
怖い評価 1
閲覧数 68

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(1件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.18

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...