
短編
彼氏のアパートで…2
匿名 26分前
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霊感体質に戻ってしまった私。
きっかけとなった彼氏のアパートでまたもや不思議な体験をする。お泊まりした朝、彼はバイトの為、朝早くから出勤し、私は前日、深夜までの仕事だった為、朝はまだ深い眠りの中にいた。多分、8時頃だったと思う…ガチャと鍵が開く音がした。彼氏が忘れ物でもしたのかと思っていたが、なかなか部屋に入ってこない…どうしたのかと起きようとするが起きれない。私は金縛りにあっていた。耳鳴りの鳴り方で良い悪いが何となく分かっていた私は、耳鳴りでそんなに悪い物ではないと判断していた。そう思っていると、部屋に誰かが入ってきた。金縛りに慣れてしまった私は、眠ったふりでやり過ごそうと思った。私の頭辺りに立ち止まってその霊は動こうとしない。私の眠ったふりに気付いたのか、座り込んだ。目は閉じていたが、気配で甲冑を纏った武士なのは分かった。その時、私の顎を持ち、自分の方に向けようとし始めた。
なんで???いやいや止めてよ!って嫌がるとすんなり離してくれた。その後、静かにその場を去っていった。気付いていたのに知らんふりした私に何かを伝えたかったのかと思ったが、睡魔に勝てなかった…そんな事があったのに、また直ぐに深い眠りについた私だった。彼の部屋は、霊道らしく、色んな霊が通り過ぎていく。自分の存在を知らせたい霊、ただ通り過ぎていく霊
、そして取り憑いてしまう霊…彼のアパートに初めて行った時の違和感は今となっては納得できる違和感だった。その彼も始めは信じていなかったが、私といる事で影響を受けてしまい、ある日の深夜、金縛りにあい、息苦しさで目を開けると胸の上に生首があったそう…初体験が生首とは…かなりヘビーな体験だったそう。
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