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タクシー
短編

タクシー

匿名 2015年3月21日
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これは僕が生まれた頃にあった話として聞いています 今から30年ほど前 雨が降りしきる夜の事でした タクシーの運転手が 駅から20Kmほど行った所の農家さんの家に 送って行った帰り道の事 永代橋という橋の所で 女性が傘も差さずずぶ濡れで立っていました タクシーの運転手さんは 女性が手を挙げていたので いや~な雰囲気を感じながら渋々車をとめて 「どちらまでいきますか??」と尋ねると 「・・・・・・」 「支湧別の方に行ってもらえますか・・・」 うわ~~~と思いながら運転手さんは 車を走らせました 「今日はひどい雨ですね~」 「・・・・・」何も言いません 運転手さんはこりゃ~~やっちゃたなぁ~と 思いながら目的地に着きました 「少し待っていただけますか?」 目的地の前には電気のついていない古びた家が一軒 「わ わかりましたよ」 小さな田舎の村なので運転手さんはここが空き家だと知っていました 逃げ出したいと思いましたが 何故か待っていたそうです 女性は家の中に入るとすぐにでてきて 「もとの場所までお願いします」とだけ言い それからまた無言の時が過ぎます バックミラーで後ろを見ると ずっとうつむいたまま微動だにしません はぁ~こりゃ~完璧に幽霊だなぁと思ったそうです 最初女性をひろった場所に着きました 「着きましたよ」と言って 後ろを振り返ると 女性の姿はありませんでした うわ~~やっぱり幽霊だったか~~~と 運転手さんは即座にその場所を離れ お家へ帰って後部座席のシートに 塩を掛けようとした時 シートの上にびしょ濡れになった千円札が置いてあったそうです。 これは僕が小学生の時に聞いた話で 永代橋のその場所は事故が多く 慰霊のお地蔵さまがある場所で 運転手さんいわく そこで無くなった人なんじゃ無いか?って 言ってました 子供ながらにビビリながら律儀な幽霊だなぁ~って思いました。 毎日通学に通っていたので雨の日は嫌でしたね

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