これは10年以上前のおはなしです。初めて投稿しますが私の体験談です。怖くないかも知れません。 10年以上前のお盆の日。私は家の近くにある少し大きい駐車場（その当時は車が止まっていない）で花火をしようということになり花火を始めました。 私と、姉、従姉妹と、従姉妹の友達。4人で花火を始めました。私が住んでいるのは大きいアパートでした。3階からは私の父と、父の兄が花火をする私たちを見ていました。 花火はとても楽しくて盛り上がっていた頃、恐怖が訪れました。 【カコン！】突然、近くにあるみかん倉庫に何かがぶつかりました。 「ん？なんやろ？石やない？」 みんな不思議に思いましたが、気にはせず花火を続けました。 【カコン！】次は道路をはさんで向かい側のガードレールに何かがぶつかりました。 「え？また？どうせ〇〇（従姉妹の弟）やろ！電話してみ～」と従姉妹。 そして、従姉妹の家に電話を掛けてみました。すると従姉妹の弟が電話に出ました。 「え？家におるん？」「おるよ」 従姉妹の弟は家にいました。 「じゃあだれ？え！？」 みんな少し怖くなっていました。そのとき、近くに止めてある車に【カコン！】何かがぶつかりました。 「うそやろ？え？うそ！？」 みんなパニック状態です。怖くなり、花火を辞めようか話している時でした。 【コロン...】 「ぎゃーーーーーーー！」 従姉妹の真後ろに石が転がってきました。もちろん従姉妹のうしろに人はいません。バケツを囲むようにして4人で花火をしていたのだから。私たちはすぐに花火をやめ従姉妹の家に集合しました。従姉妹の友達も帰るのが怖くなり、その日は従姉妹の家に泊まることになりました。 あとから聞いた話では、私たちが花火をしていて、石が色んなところにぶつかっている頃、3階から見ていた父と父の兄は、ちょっと大きな駐車場の上にあり、3階の真正面にある公園に、白い人影を見たそうです。また、私の家に来るには大きな墓場を通らないと行けないし、近くには自殺の名所として有名な心霊スポットもあります。お盆とそれらとはなにか関係しているのでしょうか。 これが私が体験したもっとも怖い体験です。 最後まで読んでいただきありがとうございました。