
短編
夏の夜の恐怖体験
匿名 2日前
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夏の夜、私と姉は近くのコンビニに飲み物を買いに行きった帰り道。(時計はもうすぐ22時)街灯が少なく薄気味悪かったのでスマホのライトを付けながら家に向かって歩いていました。いつもの近道、細い路地の真ん中あたりまで行ったところで姉が急に立ち止まり「あそこになんかいない?」と言ったので見たら、暗闇の中に白いモヤモヤした人影があったので少し近づいて行ったら、白いワンピースを着た首のない人がこちらに向かって走ってきていました。私は怖くなりとりあえず逃げようと走り出したけど足音がすぐ後ろで聞こえるので振り返ると、首のないやつがものすごいスピードで追いかけてきていました。姉が「電話!誰かに電話!」と叫んだので慌ててポケットからスマホを取り出し父と母に必死で電話をかけたがどちらも通話中だったので焦って友人にかけ直したがそれも通話中。だんだん路地の出口に近づいてきて出口の街灯が見えた瞬間足音がピタリと止まって、振り返ると首のないやつが消えていました。
やっと家に辿り着き、父と母にさっきの事を話すと2人とも「電話なんてかかってきてないよ?」と言うのでスマホの履歴を確認すると確かに父、母、友人にかけたはずなのに私のスマホにも姉のスマホにも発信記録が一切なく私と姉は顔を見合わせ背筋が凍りつきました。
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