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短編
闇子さん
匿名
闇子さん
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闇子さん

匿名
2016年8月10日
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僕が居た中学には、ある「噂」があった、それは、良く聞く七不思議の花子さんとか、人肉さんと似ているものである

それは、三階の男子トイレの「闇子」さんというものだ。

何故闇子さんなのかは、暗い時にしか出てこない子供だから、闇子さんと名付けられたそうだ

暗い時にしか出てこないから、普段は闇子さんに遭遇する事は無いのだ

しかし、同時雨が降っていて部活を遅くなった僕は急にトイレに行きたくなった。

そのときは闇子さんの噂は知らなかったため近くにあった、三階のトイレに行った。

トイレは、狭くて薄暗く、雨のせいもありかなり真っ暗な状態だった。しかも電気は故障してたため、電気はつかなかった。

僕は早くすませて、帰ろうと思った。

尿を出してると後ろから「ゴポッ・・ゴポッゴポッ」という水の音がした、

慌てて後ろを見ても誰も居ないし、すべての個室のドアは開いていた。途端に恐くなり急いで帰ろうとすると

「ジャーーー」

という、水の流れる音がした。その直後「ピチャ・・・ピチャ・・・」という、濡れた足で歩く音が聞こえた。

恐怖で動けない僕のところに、その「何か」は一歩、また一歩と近づいてくるそして 「ーーーー!」

僕は叫びながら走って帰った。あの生き物が言った言葉が信じられなかった。

後日、友達から「闇子さん」の噂話を聞き、あのトイレには近づいちゃいけないことを知った。

でも、もう遅いのである。あの時僕は闇子さんに言われたのだ

「捕まえた」

と、「なぁ、いいだろ?そろそろ離れてくれよ」

僕は鏡に映る自分の姿に向かって言う

僕の背後にいる濡れた老婆は笑う

まるで僕を嘲笑うかに

「ケケケ」と不気味な声をあげてー

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