
長編
コピペ 危険な好奇心
匿名 2016年7月9日
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なった。
俺は空気を読み、淳に謝ろうとした。そのとき
『ガラガラガラ・・』
廊下に台車のタイヤ音が響いた。
淳が『来た・・・』とつぶやく。
俺は視線を部屋の入口に向けた。
『ガラガラガラ。』
台車は扉の前に止まったようだ。
そして、扉が開いた。
そこには上下紺色の作業着を着たオバさんが居た。
俺は『何だよ!脅かすなよ!ゴミ回収のオバさんじゃねーか。』
と、少し胸を撫で降ろした。
そのオバさんは患者個人個人のごみ箱のゴミを回収しだし、
最後に淳のベットに近づいてきた。
淳が小声で『見てくれよ!』
俺はそのオバさんの顔をチラッと見た。
『・・・・!』
俺は息を飲んだ。
似ている・・・いや、『中年女』?なのか?
俺は目が点になり、しばらく、その人を眺めていると、
そのオバさんはこちらを向き、ペコリと頭を下げて部屋を出て行った。
淳が『どう?やっぱ違うか?!俺ってビビりすぎ?』と聞いてきた。
俺は『全然ちげーよ!ただの掃除オバさんぢゃん!』と答えた。
いや、しかし似ていた。他人の空似なのか。。。 ?
『・・・んぢゃそろそろ帰るわ!あんま変な事考えてねーで、さっさと退院しろよ!』
と俺が言うと、淳は
『そだな。。あの女が病院にいるわけねーよな。
お前が違うって言うの聞いて安心したよ。また来てくれよ!暇だし!』
と元気よく言った。
俺は病室を出ると、足早に階段を駆け降りた。
頭の中からさっきの『オバさん』の顔が離れない。
『中年女』の顔は鮮明に覚えている。
しかし、中年女の一番の特徴といえば 『イッちゃってる感』だ。
さっきのオバさんは穏やかな表情だった。
もし、さっきの『オバさん』=『中年女』なら、俺の顔を見た瞬間にでも奇声をあげ、
襲い掛かって来てもおかしくない。
そうだ。やっぱり他人の空似なんだ。
と考えつつ、なぜが病院にいるのが怖く、早々に家路についた。
家に帰ってからも『中年女』=『清掃おばさん』の考えは払拭しきれなかった。
やはり気になる・・・
その日は眠りに落ちるまでその事ばかり考えていた。
次の日、『清掃おばさん』の事が気になり、
俺はバイトを早めに切り上げ病院に行くことにした。
俺のバイト先からチャリで30分。
病院に着いたときには20時を回っていて面会時間も過ぎていた。
もう、『清掃おばさん』も帰っている事は明白だったが、臨時入口から病院に入り、
とりあえず淳の病室に向かった。
こっそり淳
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(9件)
- 病院以降の話はつくり話だと明かしてたな。反響呼んだから続編書いたんだと。名無し
- この話は有名らしいですけど、初めて読んだんで超怖かったです。やっぱり、人間が一番怖いですね.....。くろねこ
- 読んだことあるし 長いので次に行きます!まゆ
- これ、読んだことあるぞ… 人の名前もそのまんま…って思ったら、コピペでした。そらそーか!武蔵
- 怖すぎます。京◯府の話でしょうか? 私も京都在住でこの手の話は聞いた事があります。体験したとゆう人から話を聞きました。 あれは人間やけど人間じゃないと言っていました。複数で行ったらしいのですが、何人か精神的におかしくなり、入院したと言ってました。 作者とは場所が違いますが、有名な所があります。はら
- 主人と旦那を亡くして、って旦那と息子の間違いだよねたま
- 凄く長い文章ですね!時間も凄くかかったんじゃないですか‼️凄えブルー
- そこらの心霊話よりは断然怖い話ですね。 2chにでも貼られてたのかな?にしても、かなり凝っていて、30分かけて読んだ甲斐がありました。野獣先輩
- 所々誤字や「ハッピー、又はハッピー」だったかな?「又はタッチじゃないの?」と思わせる様な所も有りましたが、中々良く出来てます。 フィナーレは『happy end』かと思い感動仕掛けたのですが、おやおや残念です(笑) にしても、人程怖いものは存在しないですね!(笑) 淳くん『早く歩ける様になると良いです』 大変面白怖い話しでした! またの良き?w話しを期待してます! では 御機嫌よう〜!!オカルト好き