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長編

秘密の通路

匿名 4日前
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鎖を外し、扉を開けると案の定、外柵の外に繋がっているだけの3m程度しかない短い通路だった。 A「本当にただの通路なんだな…。なんか拍子抜けだ」 さすがのAも肩を透かしていた。 俺「だから言ったろーが。『秘密の通路』ってのはただの学校の抜け道なんだよ(笑)」 A「少し残念だな。まぁ、学校の秘密なんてこんなもんか」 B「でも、いい思い出になったじゃないか」 BはAを慰めた。Bは実際いいヤツだ。 Aも案外あっけからんとしていたので、俺はなんとなく安心した。 俺「俺たちもいつまでもガキじゃねーんだから、冒険ごっこなんざさっさとやめて、風邪ひかねーうちに帰ろーぜ」 A「それもそうだな。2人とも、こんな遊びにわざわざ付き合ってくれてサンキューな」 B「いいさ。今日はこの抜け道を通って帰ろうか。また明日3人で元に戻しに行こうよ」 どうやら言いだしっぺはAの方だったらしい。 俺たちは『秘密の通路(笑)』を通って家に帰ることにした。 四方がコンクリートに囲まれ、扉と同じ大きさの通路が3mほど続いており、人1人しか通れるスペースがなかった。 その為、俺たちはA・B・俺、の順に1人ずつ通ることになった。 A「次はこの町の秘密でも探すかー」 まずAが通る。 B「あはは、懲りないね。あれ?あっち側、雨やんでる?」 次にBが通る。 俺「んな訳ないだろ、さっきより小雨にはなってるけど」 次に俺が通る。 ――ヒヤリとした。 向こう側に出ると確かに雨はやんでいた。 どころか地面は濡れてさえなく、雨の匂いもしない。 俺「あれ?A?B?」 2人は居なかった。 俺はキョロキョロと辺りを見渡した。 そこは見慣れた学校裏の柵外の風景だった。 隠れられる場所もないはずだった。 2人が通路を出て間もなく俺も入ったので、隠れられる時間もなかったはずだったのだ。 俺「おい、ふざけんのも大概にしろよお前ら!」 俺は不思議に思いつつも、怒ったフリをした。 そうすれば出てくるだろうと踏んでいたからだ。 しかし、それでも2人は出てこなかった。 しばらく周囲を探し回ったが、一向に2人が出てくる気配はない。 自分たちが通ってきた通路の出口を見たとき、何故か背筋がゾクッとした。 ――まさか、、、 俺は急いで家に帰った。あることを確かめたかったのだ。 俺「ただいま!」          

後日談:

  • 7

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  • サッカー部が無能すぎ
    陸奥
  • 文章の書き方よ…
    七氏
  • どこかの掲示板に載ってそうな文章を除けば、内容は面白いと思った。 文章が気になって笑っちゃったから、怖くはなかったけど。
    もんじろう
  • 私は面白いと思いますよ(^^)
    うんこりん
  • 主人公の脳内ツッコミと、 自分の脳内ツッコミがほぼ一致して落ち込んだ
  • 怖くて、夜眠れないよー!(笑)www
    ~~
  • はー
    結梅
  • 惜しい!話は面白いけど文章がイタい。 イケメンの美少年はまだいいけど、ヒーロー的英雄は変だね。あと、筆者の気持ちを省くだけで大分良くなりそう。
    怪段
  • 恐い…。 この文章を自分で考えて自分で突っ込んでるのかと思うと…。お大事に。
    卍十字
  • いちいち我の気持ちを挟むのが読み辛い
    イプシロン
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