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長編

コピペ 昔田舎で起こったこと

匿名 2020年5月9日
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含めても、せいぜい1時間半程度だったろうと思ったが、太陽は沈み山々を夜の帳が包もうとしている頃だった。 集落に着いた頃には空は濃い藍色になっていて、こんな時間まで戻らない子供を心配していた集落の大人たちに怒られた。 失禁したズボンやパンツは、すっかり乾いていたように記憶している。 周りの大人たちは当然仲の良かったAB兄弟が帰ってきてない事にすぐに気付き、俺たちを問い詰めた。 俺もCも呆然自失となってたのでうまく説明できなかった。 4人で探検をしたこと。 墓の向こうの鎖の道へ行ったこと。 そこに廃屋があったこと。 廃屋で妙な現象が起こったこと。 AとBがおかしくなったこと。 俺とCだけで逃げ帰ってきたこと。 俺がとぎれとぎれに話をすると、大人たちは静かになった。 青い顔をして押し黙る大人たちの中で一人だけ、真っ赤な顔で俺たちをにらむ人がいた。 AB兄弟の母親だった。 AB母は叫びながら俺を何発か平手打ちした。 そしてCに飛び掛ろうとしたところを、我に返った大人たちに抑えられた。 AB母は口から泡を吹きながら俺とCを罵倒し、叫んでいた。 AB父はひざから崩れ落ち、小声で「何てことを…」と呟いた。 その時、□□(別地域)集落にある神社の神主がカブに乗って現れた。 神主は事情を聞いていたわけではなかったようだが、俺とCを見て厳しい顔で言った。 神主「嫌なモノを感じて来てみたが…お前さんたち、何をした?」 激しく責められ咎められているような厳しい視線に突き刺されるような痛さを感じたが、同時に何か「助かった」というような安堵感もあった。 それでもまだ、頭の中がモヤモヤしていて、どこか現実感が無かった。 もうまともに喋れなかった俺たちに代わり、大人たちが神主に説明すると、神主はすぐに大人に何かを指示し、俺とCを連れて裏山のお稲荷さんまで走った。 俺とCは背中に指で「ハッ!ハッ!」と文字を書かれ、頭から塩と酒、そして酢を掛けられた。 神主「飲め!」 と言われ、まず酒を、そして酢を飲まされた。 そして神主が「ぬおおお!」と叫びながら俺とCの背中を力いっぱい叩くと、俺もCも嘔吐した。 嘔吐しながら神主が持っている蝋燭を見ると、蝋燭の火が渦を巻いていた。 胃の中身が何も無くなるぐらい、延々と吐き続け、服も吐瀉物にまみれた。 もう吐くものがなくなると、頭の中のモヤモヤも晴れた。 集落に戻り水銀灯の光を浴びると、俺と

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  • 無駄な状況説明が多過ぎて長い。神主のセリフとか覚えてい過ぎ。
    匿名
  • 怖すぎる… 結局あの家に行ってどうなったんだろう?
    リック
  • 怖いけど、これで終わり?!その後が気になる。。。
    のり
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