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私は子供のころ、某県のマンションに住んでいた。 そのマンションはそれなりの築年数が経過した古いタイプだが、建物自体は大きくて多数の世帯が入居していた。 大規模なマンションということで、エレベーターは館内複数の場所にある。 1つ目は正面入り口の近くで、大きめのものが二基設置されていた。 そし...
これは俺が本当に体験した話。 今から20年ほど前。俺が学生だった頃。 地元の隣町に、自殺者の霊が出るというので有名なトンネルがあった。 トンネルと言っても歩行者と自転車専用の道路で、山の中に続く公園にぽっかりと穴が開いただけの簡素なもの。 確かそのトンネルを突っ切っていけば最寄駅まで近道に...
まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。 そしてあろうことか、たいした話ではない。 死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。 忠告はしたので、はじめる。 これは俺が大学3年の時の話。 夏休みも間近にせまり、大学の仲間5人で海に旅行に行こうって計画を立て...
何かに取り憑かれたり狙われたり付きまとわれたりしたら、マジで洒落にならんことを最初に言っておく。 もう一つ俺の経験から言わせてもらうと、一度や二度のお祓いをすれば何とかなるって事はまず無い。 長い時間かけてゆっくり蝕まれるからね。 祓えないって事の方が多いみたいだな。 ...
私は幼い頃、一人でいる事の多い子供でした。 実家は田舎の古い家で、周りには歳の近い子供は誰もいませんでした。 弟が一人いたのですが、まだ小さくかったので、一緒に遊ぶという感じではありませんでした。 父も母も祖父も、弟が生まれてから以前ほど私をかまってくれなくなって、少し寂しかったのだと思...
薄暗い廊下を、懐中電灯の光が照らしていた。 カンカンと、靴音だけが響いている。 静寂の夜、私は女子寮の管理人として夜中の見回りを行っていた。 季節は秋口、羽織っていたベージュのカーディガンだけでは肌寒く感じた。 私が管理人を務めるこの女子寮は、大学の敷地内に建つ四階建ての薄桃色の寮だった。...
688 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/02/19(火) 23:52:03 ID:cORtzJ3a0 連投ですまんが、書かせてくれ。 夜行列車に乗って東海道を走ってたとき、うとうとしてたら電車が駅について目が覚めたんだ。 俺は窓辺の席。三時くらいだと思う。駅は名古屋駅のよ...
もう10年以上前の出来事なので書いてみます。 封印していた記憶です。 1998年の夏頃に俺とAとSで廃病院に行った。 関東周辺の色々な心霊スポットに行ってはスリルを味わって小バカにして楽しんでいた。 T病院は院長が患者に殺されたという噂だった。 Aが「そんじゃ俺が院長席に座って偉そう...
みなさんは『ハンカチ落とし』という遊びをご存知でしょうか? 主に室内で行われる、鬼ごっこやかくれんぼと同じような子供の遊びです。 ルールを簡単に説明すると、 鬼とそれ以外に分かれ、鬼以外は円になって座り内側を向いて鬼の動作を見守ります。 鬼はハンカチを持ってそれらの人々の後ろを走りまわり、...
子供の頃の怖い体験がふと思い出されたのでカキコ。 長くなると思うんで、思い出したのをまとめながボチボチ書きます。 9月にうちのばあちゃんの姉(おおばあ、って呼んでた)が亡くなって、一家揃って泊まりで通夜と葬式に行ってきた。 実質、今生きてる親族の中では、おおばあが最年長ってのと、 うちの一族...
2年程前の話ですが、つい最近完結(?)した話があるので書いていこうと思います。 長くなりそうで申し訳ないのですが、霊感0の自分が唯一味わった霊体験です。 広島県F市某町、地元の人間なら誰もが知る有名なスポットがある。 『お札の家』と呼ばれたその場所には、名前通り無数のお札が貼られた家があ...
ある冬の夜。 同級会で久しぶりに再会した元同級生の民俗学者が言っていた。 「特定の動物は、神様の化身として奉られている」と。 例えば、『蛇』。特に、『白蛇』。 時に白蛇は最高の霊力をその身に抱く縁起の良い存在であると伝承され、 脱皮し自らの身を棄てながら成長する御身から、再生の象徴と...
私はよく金縛りに合います。 それが霊的なものなのか、単なる疲れからくるものか、私には分かりません。 ある夜、また金縛りに合いました。 金縛りは疲れるからイヤなんだよなぁ…なんて思いながら、解けるのを待ちました。 コツコツ、コツコツ… 何か硬い物を指で叩くような音が聞こえて来ました。 音は...
当時小学生だった私はいつものように隣町のスイミングスクールへ通っていました。そこのスイミングスクールは以前専用のスクールバスがありましたが、利用する人が減り廃止になったので普通のバスで通っていました。 その日も習い事のスイミングを終え、夕方の薄暗い中バス停でバスが来るのを待っていると… 「◯◯...
二人の少年が病院の廃墟を探検しに出かけた際におきた話である。 その病院は、繁華街から少し離れた場所にある。 特に何かが出たという話は今まで聞いたことはなかったが、好奇心と怖い物見たさから少年たちは廃墟へ向かった。 廃墟の中には多くの病室があった。 病室にはベッドがあり、まるで誰かがさっきまで...
俺は今、追いかけられている。 出口など無いであろう迷路のような建物の中で、俺は必死で逃げる。 この屋内も薄暗いが、それよりも更に暗い、まさに闇そのものと言える『黒い太陽』に俺は追いかけられている。 「はぁ、はぁ。ちくしょー!」 あまりの怖さに、自然と涙が溢れてきた。 「何なんだよアイ...
これは高校時代に仲のよかった友達(以下A)に聞いた話です。 Aは高校時代のときから活発な人で、 筋トレやランニングが趣味でした。 ある夏の早朝(4時頃) その日珍しく目が覚めてしまいました。 夏の早朝なので外も薄暗い程度でした。 とくにすることもなかったので、 早朝ランニングをしようと思...
いつも遊んでいる友達の家から自転車で帰る途中、それは起こりました。 その友達の家は私の家とで2㎞ほどあり、帰り道のパターンはいくつかあるので毎回変えて帰ります。 その日は彼岸の中日で、なぜか暗いルートを選んでしまい、少し失敗したなと思いながら走らせていました。 ある場所の集会...
それはある祭りの前夜祭の時のことです。 近所には大きな墓場があります。 地区の前夜祭をやっており、普段静かな町中が騒がしかった時です。 近所の先輩と兄貴の3人で前夜祭に行っていました。 でも、特にすることもなく暇をしていました。 すると先輩が「肝試しでもしよう!」と言い出...
これは中学2年の時の話。 俺たちのクラスは出し物を決める時期が遅く、 文化祭の前日になっても完全に準備を終えていなかった。 そこで仕方なく、話のわかる若い英語の先生に頼み、 夜学校の戸締まりが終わった後で、 一階トイレの窓だけ鍵を開けておいてくれるように頼んだ。 明け方そこから進入し、 ...