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梅雨に入る直前の福岡で、湿った風が駅前の看板をベタつかせていた頃の話だ。 同じコールセンターで働いていた真島さんは三十九歳で、歳のわりにやけに身軽だった。夜勤明けでも妙に元気で、休憩室で缶コーヒーを開けながら、ポケットから小さい録音機を取り出してはニヤつく。趣味が環境音の録音らしい。雨樋に落...
※この話はあまり怖くありません。 会社の同僚で地方からこちらへ出て来た、真島から聞いた話だ。 彼は飲み会の席に出された魚物の料理が出されると、毎回決まって箸を置く。 魚料理が苦手なのかと思っていたが、そのまま魚を捌いたり、開きや姿煮、塩焼きなどの状態で出されるのが苦手なのだ、という話を同...