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あいつがそれを口にしたのは、笑い話にできる席じゃなかった。 年度末の監査が終わった日の昼休み、ビルの裏手の非常階段で、煙草も吸わずにただ手すりを握っていた。人に聞かせるというより、自分の中の順序を確かめるみたいに、言葉を一つずつ置いていく話し方だったと、同席していた職員が言っていた。 「時...