
短編
殺人事件の真犯人
あ 2日前
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その日、テレビでは記者会見が開かれていた。
その人物は、公園で発生した殺人事件の被害者である女の子の父親だ。まだ8歳、これから楽しい人生が待っていたであろう女の子の死に、多くの同情が寄せられていた。
記者「娘さんは、どのような子だったのですか?」
父親「誰に対しても分け隔てなく接している子で、友 達も多かった。いつも優しくて、先生にもよく褒められたと言っていた」
記者「娘さんは、誰かから恨まれたりはしていませんでしたか?」
父親「いいえ、そんなことはありません。ちょっかいやからかいなどはあったと言っていましたが、目に見えてひどいアザや図はなかったですし、いじめも無いと思います」
記者「今回の事件、犯人はまだ捕まっていないようですが、何か犯人へ向けて一言お願いできますか?」
父親「娘は将来絶対に幸せになれると信じていた。でも、その未来は絶たれた。いいですか、犯人さん。逃げていられるのも今のうちですよ、私はあなたのことを絶対に逃がしませんよ。警察の方も、早く捕まえに来てください。あなたを生半可な懲役にはさせませんよ。極刑にさせてやりますからね」
涙ながらに叫ぶ父親に、同情のコメントがネットに出る。そして犯人に対し、とても過激な言葉で非難するコメントも相次いだ。
その後、犯人は捕まり、父親の希望通り極刑となりました。
後日談:
- コメントがある程度溜まったらヒント出します。 (極刑とは、死刑を指します)
この怖い話はどうでしたか?
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- その女の子がとっても可哀想 犯人は誰なんだろうに
- この話が日本国内が舞台という前提ですが、いくら幼い子供を親がこ.ろしたとしても、1人では死刑にはなりませんよ。せいぜい無期懲役です。話の基本設定はちゃんと下調べをしてくださいね。あ
- 捕まえに来てくださいやしろ食堂
- わからないはらみ
- ヒント、出す出番なかったです山王連合会
- お父さん、捕まえてくださいじゃなくて捕まえに来てくださいって言ってますね〜匿名