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邪視 コピペ

匿名 2日前
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て事はない普通の山に見えた。 ふと、部屋の中に望遠鏡がある事を思い出した。自然の景色が見たくなり、望遠鏡をベランダに持ってくる。 高性能で高い物だけあって、ホントに遠くの景色でも綺麗に見える。 町ははるか遠くに見えるが、周囲の山は木に留ってる鳥まで見えて感動した。 30分くらい夢中で覗いていただろうか?丁度裏山の木々を見ている時、視界に動くものが入った。 人?の様に見えた。背中が見える。頭はツルツルだ。しきりに全身を揺らしている。地元の人?踊り? 手には鎌を持っている。だが異様なのは、この真冬なのに真っ裸と言う事。そういう祭り?だが、1人しかいない。 思考が混乱して、様々な事が頭に浮かんだ。背中をこちらに向けているので、顔は見えない。 その動きを見て、何故か山海塾を思い出した。 「これ以上見てはいけない」 と本能的にそう感じた。人間だろうけど、ちょっとオカシな人だろう。気持ち悪い。 だが、好奇心が勝ってしまった。望遠鏡のズームを最大にする。ツルツルの後頭部。色が白い。 ゾクッ、としたその時、ソイツが踊りながらゆっくりと振り向いた。 恐らくは、人間と思える顔の造形はしていた。鼻も口もある。ただ、眉毛がなく、目が眉間の所に1つだけついている。縦に。 体が震えた。1つ目。奇形のアブナイ人。ソイツと、望遠鏡のレンズ越しに目が合った。口を歪ませている。笑っている。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 目が合った瞬間、叫んでいた。涙が止まらない。とにかく、死にたい。異常なまでの鬱の様な感情が襲ってきた。 死にたい死にたい…半狂乱で部屋を駆け回っていると、叔父が飛び込んで来た。 「どうした!?」 「バケモン!!」 「は?」 「望遠鏡!!裏山!!」 叔父が望遠鏡を覗きこむ。 「~~~~~~ッ」 声にならない唸りを上げ、頭を抱え込む。鼻水を垂らしながら泣いている。 さっきよりは、少し気持ちの落ち着いた俺が聞いた。 「アレ何だよ!!」 「00子~ 00子~」 別れた彼女の名前を叫びながら、泣きじゃくる叔父。 流石にヤバイと思い、生まれて初めて平手で思いっきり、人の顔をはたいた。 体を小刻みに揺らす叔父。10秒、20秒…叔父が俺を見つめてきた。 「邪視」 「じゃし?」 「いいか、俺の部屋の机の引き出しに、サングラスがあるから持ってこい。お前の分も」 「なんで(ry」 「いいから持ってこい!!」 俺は言われる

後日談:

  • https://fumibako.com/kowai/story/1/12.html

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