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ミニ四駆での出会い①(ミニ四駆サーキット場)
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ミニ四駆での出会い①(ミニ四駆サーキット場)

23時間前
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小学4年生のある日のこと。

俺は男友達とミニ四駆を作っていた。

俺自身はミニ四駆にあまり詳しくなく、面白そうだしちょっとやってみようかなという気持ちだった。

友達は俺がミニ四駆を始めて気を良くしたのか、

「このモーター使ってみなよ!」

と言って少し高めのモーターを買ってくれた。

家から自転車で行ける距離に、ミニ四駆のサーキットがある店があり、土曜日の午後とかに友達と走らせに行った。

ミニ四駆歴何年とかの人にはとても勝てないが、サーキットでミニ四駆を走らせると気分が出て楽しかった。

ある日曜日の午前。

その日は友達と会う約束はしてなく、一人でサーキットの店に行った。

午前中に少し走らせたあと、昼食もあるし俺は帰ることにした。

自転車のカゴにミニ四駆を乗せて走らせる俺だった。

ふと、俺は悪戯でミニ四駆を公道で走らせてみようと思った。

冷静に考えると危険な行為だが、そのときは自転車で追いかければいいくらいの軽い気持ちだった。

ミニ四駆をオンにして走らせると、デコボコしたアスファルトの道とはいえどんどん進んでいった。

自転車で追いかけても捕まえるのが難しそうで、何かヤバいなって思っていたそのとき。

ミニ四駆が小さな工場の中に入ってしまった。

工場のような建物には鉄の扉とその下にミニ四駆なら入れそうな僅かな隙間があり、そこからすっぽりと入ってしまった。

工場から機械の音などは聞こえないので休みかなと思ったが、中の人に取ってもらう以外にミニ四駆を戻す方法がない。

鉄の扉の隣にはインターホンのボタンがあった。

俺はミニ四駆を中に入れたなんて言ったら、恐いおじさんが出てきて怒られるんじゃないかなと思ったが、ミニ四駆を返してもらいたくてインターホンを押すと、

「はーい。どちら様ですか。」

インターホンから聞こえたのは、意外にも子供のような声だった。

「すみません。ミニ四駆が中に入ってしまったんです。取ってもらってもいいですか。」

「はーい。待っててください。」

子供のような高い声は落ち着いたトーンで言った。

しばらくすると、中から足音やミニ四駆のタイヤが回る音が聞こえていた。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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