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長編

コックリさん(実話)

yu 4日前
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に行きせんこー(先生)の朝の点呼でYが熱で学校を休んでいる事を知った。 その時は特に気にしていなかったが、翌日も休み、その次も休み、ついにYの休みは1週間ほど続いた。 さすがにこんなに休むのはオカシイと感じ、同じアパートに住んでいる親友Bに様子を聞いてみると、Bも休んでいる理由を知らないとの事だった。 俺「え?お前の親って、Yの親とも仲いいんちゃうん? それでも、理由しらんの?」 B「うん。おかんが聞いたみたいやけど、はっきり教えてもらえんかったみたい」 それから、Yが休みはじめて1ヵ月ほどが過ぎていたある日、さすがにこれは尋常じゃないやろ?と思い、Bと一緒にYの家に見舞いにいった。 Yの家は文化住宅で10世帯ほどの小さなアパートで、そのアパートには駐車場と小さな空地が合った為、何度か遊びに行った記憶があり、Yの母親にもジュースやお菓子など頂いた事があるが、気さくなで優しいおばちゃんだった。 Yの自宅チャイムを鳴らすと、ドアが少しだけ開き、「はい」元気のない返事が返ってきた。 俺「Y君のお見舞いに来ました」 Y母親「わざわざ心配してくれてありがとうね。。。」どことなく生気のない母親、以前とは雰囲気が全然違う。 俺「Y君はいますかー?」 Y母親は相変わらず、玄関ドアを少しだけ開けた状態で、中を見せたくないのかドアの隙間に立ったまま「あの子はまだ、人に会える状態やないから、折角来てもらったのにゴメンね」とお見舞いに来た俺達を家に上げてくれなかった。 おばちゃんの顔はやつれていて、明らかに疲れてそうな様子はすぐに分かった。 なんとなく、帰った方が良さそうな雰囲気だった為、来て早々に家を後にした。 後日、Bと学校でYの話になり、BがYの隣の住人に聞いた話では、コックリさんの後から、Yは原因不明の高熱がずっと続いており、Y親はいくつもの病院に連れていったが、どの病院でも、原因が分からずお手上げ状態だったようだ。 結局、Yは中学卒業まで登校する事はなく、卒業アルバムの集合写真も別枠で顔写真が載っていた。 同窓会でもYに会う事もなく、同じアパートのBは何十年とYに会っていない、その数年後の同窓会担当の同級生からYの死去と葬式の連絡メールが届いた。 俺はコックリさん以来、Yには会っていないが、 後日Bに聞いた話では、Yは原因不明の高熱の後、常に何かに怯えているように家に引きこも

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  • 弧狗狸さん→キューピットさん→キャンディマンなど諸説あります。 どれも呼んだらアウト系ですが、基本的にちゃんと清め手の方を知っておかないと積みます。 身代わりのものなど持っていたほうが助かったのでは?とおもいます。
    希月 伊織
  • 開ける窓の方向 間違ったんですね…。
    紫雲
  • Y君
    ママ
  • 最後の 6行 始めの文字縦読みしたら、 怖いーーーーーー
    MIU☆
  • 最高おしい! 後1文字ずつずらせてたら縦読み完成したのにね笑
    hina
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