
長編
コックリさん(実話)
yu 3日前
chat_bubble 5
38,290 views
バイから帰るわ」とコックリさんに参加しないで見ていたA君が帰った。
確かに、あまり遅くなると親も心配するかも?と考え、「コックリさん、コックリさん、そろそろお帰り下さい」と終了させようとした。
するとボールペンは、
「いいえ」
「え?どういう事???」「なんなん?」
本来はここで、「はい」となり紙をビリビリに破いて終了の筈が「はい」にならない。
「コックリさん、コックリさん、お帰り下さい」
「いいえ」
ヤバい!内心めっちゃ焦った!
「コックリさん、コックリさん、お帰り下さい!お願いします!」必死になっていたのか、声もだんだん大きくなっていた。
「いいえ」
マジか!?こんな事を予想していなかった俺は、何度も何度も帰るように促した。
「コックリさん、コックリさん、お帰り下さい!お願いします!」帰ってくれない焦りと怖さで手に汗が。
Y君が「もう、いい加減にかえれや!」叫んだ瞬間、ボールペンは凄いスピードで「いいえ」の回りをぐるぐると回りだし、急に止まったと思うとその後ゆっくりと移動しはじめた。
4人はボールペンを目で追う。
「こ」
「ろ」
「す」
「うわー!!!」一瞬ビビったY君が手を離した。
すぐにヤバい!と思い「コックリさん、ごめんなさい。許して下さい!」
「いいえ」
マジか!?ヤバいと思い、何度も謝っても全然許してくれないどころか、全く帰ってくれない。
すると、Yが、「どうせ、こんなんインチキやろ?Mが動かしてんねんやろ!?」とヤケクソ気味に言い出した。
俺「いや、マジで俺動かしてないって!!」
Y「だって、こんなん普通ボールペンが動く筈ないやんけ!」と手を離し、「もう、俺帰るわ!」とYは帰ってしまった。
Oが「勝手に止めたらヤバいんちゃうん?」
俺「うん。ヤバいと思う」
でも、取りあえず、コックリさんに帰ってもらおうと「コックリさん、コックリさん、お帰り下さい」と言ったが、今度は一転してボールペンの反応が無くなった。
あれ?おかしいな?と、もう一度、言ったが、また、反応がない。
「もう、帰ったんちゃうか?」「そうかも?」
「でも、マジでさっきは焦った!!」とか言いながら紙をビリビリに破いて、コックリさんを終了し、門を乗り越え学校を出てそれぞれ家に帰った。
次の日、学校
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(5件)
- 弧狗狸さん→キューピットさん→キャンディマンなど諸説あります。 どれも呼んだらアウト系ですが、基本的にちゃんと清め手の方を知っておかないと積みます。 身代わりのものなど持っていたほうが助かったのでは?とおもいます。希月 伊織
- 開ける窓の方向 間違ったんですね…。紫雲
- Y君ママ
- 最後の 6行 始めの文字縦読みしたら、 怖いーーーーーーMIU☆
- 最高おしい! 後1文字ずつずらせてたら縦読み完成したのにね笑hina