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長編

旅館での一夜

匿名 54分前
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箒でおもいきり手を中に押し込めた。 その瞬間、ガンガン ガンガンと後ろの窓がたたかれれ、 「ああぁあぉっぁあ」と変な声が聞こえたので振り向くと、 窓ガラスがまるで鏡の様な状態になり(外が真っ暗だった為)、部屋の様子が映っていた。 箒を持って立っている俺。 その横に同じように箒を持って立っている男性客。 部屋の様子は同じ。 ただ違うのは、窓ガラスに映っている押入れは開いており、 押入れの上部分に、奇形の人間らしきものが、ベタと這い蹲ってこちらを見てる。 一瞬何がなんなのか分からないまま直ぐに押入れに向き直ると、部屋の押入れが開いた状態になっている。 ただ、そこには誰もいない。男性客も同じものを見たらしくキョトンとしてる。 どちらともなく、再度窓ガラスを見るも、窓は部屋の様子を映しているのみ。 そこには先ほどの奇怪な人物は居ない。 それから30秒ぐらいたったあとに、従業員の女性を連れて来た彼女達が戻ってきた。 男性客と俺は何をどう説明すればいいのかわからなかったが、起きたままの事を話す。 女性達は「もう、いやー。帰る。もう、帰る」と泣きながら叫び、 従業員は「そんな事在る分けない。今までそんなことがあったことは一度もない」の一点張り。 男性客が「確かに居た筈なんですけどね・・・なんだったんでしょうか」と俺に聞いてくる。 彼女も「本当に見た?見間違いじゃなくて?」と不安な様子。 俺も本当に見たのかどうか段々と分からなくなる。 ただ、箒で叩いた時の手の感触などはある。 男性客も同じようで、「見間違いのはずはないですけどね」と言う。 従業員は「この旅館でそのようなことはありません!」とむきになり、部屋へ入り押入れを見渡す。 そこには何も無い。押入れの下部分には布団が入ってるのみ。 「誰もいないじゃないですか、ただの見間違いです」と威圧的な態度で言う従業員。 ただ、振り向いた際に「ヒッ」と、驚きの声を出し尻餅をつく。 俺は何が起きたのかわからずに、従業員が見ていた方向、窓を見るも何も映ってない。 再度「ひぃーー」と、押入れから離れて廊下に逃げ出す従業員。 何が何だかわからない客一同。 「何ですか?どうしたんですか?」と聞くと、「下、押入れの下」と言う。 直ぐに男性客が部屋に入り、押入れ下をみるも布団があるのみ。 反対側の襖を開けて確認してもやはり布団があるのみ。 「なんですか?何も無いで

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  • 何かワロタ
    真実を知る者
  • これ小淵沢辺りのことだったはず。 別のサイトで投稿者本人が答えてたのも一緒にまとめられてるのを見た。
    りぬ
  • この旅館が実在するのか真偽は謎だが場所は恐らく山梨の下〇温泉(同駅名有り)だと推測。 甲府方面とわざわざ書いてあるのに何故鬼怒川を疑っているやつがいるのかも謎。
    ジェニ
  • ずっと探してたやつ。貼ってくれてありがとう
    アマランサス
  • 読んでる途中で思いだした 読んだ事ある
    まゆ
  • どこ?
    くわはらあゆむ
  • どこ
    キムキム
  • ANT<< 鬼怒川温泉付近だとしたら自分も気を付けないとな。
    オカルト好き
  • 漫画の、彼岸島のでかい化け物思い出したわ。 うめずかずお の、14歳に、出てくる チキンジョージ 知ってる?
    消極ピエロ
  • 川沿いで廃墟のような旅館で山の中。 鬼怒川温泉の上の方かな?
    ANT
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