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長編

それは電話の工事で起きた・・・

スタフィ 3日前
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いこの状況で誰かが電話してきている事実と、その1階から聞こえるその声が家中に響きわたっていてとても怖くなった。 これってもしかして・・・やばいやつじゃないか? そして3回目の電話。 「お母さん・・・どう・・・・かえって・・・・あ・・・あ・・・・う・・・」 やばい、やばい。お客さんの反応があまりにもなさ過ぎて、この家に俺一人だけのような気になった。 ふと仏壇の写真が目に入ってきて、 「この、息子さんらしい人が電話してきてんのかな・・」なんて考えた瞬間、もう駄目だと思った。 すぐに1階に降りて行って「原因がよくわかりません、ただ新しく線を引いたほうがよさそうです。ただ、その工事は日を改める必要がありますね・・・」なんて適当なこと言ってみた。 お客さんは意外にも、「あぁ、そうですか」と納得してくれたので、これで帰れるとホッとした。 「この電話機持って行ってくれませんか?」 え?なぜだ。電話機は全然使えてるのに・・・。電話線なしでも・・・・・ 「いえ、再度工事をした後で、正常に使えると思いますけど・・」と言うと、 「新しいのを買おうと思ってるから・・・・持って行ってちょうだい」っと一向に引く気配がない。 もうとりあえず早く帰りたかったので電話機をもって帰ることにした。 だけどさ、電話機取り外そうとしたんだけど、これ、電源コードもコンセントにささってなかった。 もうわけがわからなくなって、急いでその家を出た。 心を落ち着かせるために事務所に戻る途中にコンビニによってタバコを吸いながらコーヒー飲んだ。 「待てよ、電話線も繋がってなければ、電話機に電源すら入ってなかったぞ・・・」 「そもそもよ、客はそれを知ってたのか?・・・・」 同じような質問が頭の中でぐるぐるしてた。 「いやいや、怖すぎるでしょ・・・もう忘れよう」と事務所に戻るため車のエンジンをかけようとした時、 プルルルル・・・・・・プルルルル・・・・・・プルルルル・・・・・・ 車の後部座席から電話が鳴った。 もう、なんていうか、体が全く動かなかった。完全に硬直状態。 そして留守番電話のアナウンスが流れた後、 「おかあさん、あ、かえして・・・・また・・・いくからね・・・・」 そんな感じに聞こえた。もういい大人が車で泣いてた。怖いという感情をはるかに通り越していた。 「なんでなんだよぉぉー・・・・」 はっきりと、ただすごく悲

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  • わかりやすい内容、久々にに震えました。
    匿名
  • 息子さんの方が強いですが……亡くなった事に気付いてないですね。コンセント抜かれていようが 電話線繋がってなかろうが 掛かって来ますよ。 多分……電話機かえても 番号かえても 掛かって来ますよ。 だって 家に居ますから…。
    紫雲
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