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長編

篠原

しずく 1分前
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怖くない 621
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た。 ここからはHがいったことを簡単にまとめたことを書いていきます。 実はHはあの場所に行くのは2回目だということ。 高校に入る前に地元の先輩に誘われて、社交辞令的な感じでいき、同じように景色が変わり始めたこと。 「篠原」という家に連れて行かれ、同じようにナタを持った女に襲われたこと。 そして先輩の1人が止めようとして腹を切られてしまったこと。 残りの先輩たちと命からがら逃げたこと。 そしてこの肝試しを考えた先輩がこういってきたこと。 「あの女からは絶対に生き延びられない。女は自分を知っている奴らの四肢を少しずつあの世界から奪いに来る。そしていつかは手足の無くなった俺の首を落としに来るだろう。」 「ただ、あの女から殺される時間を少しだけ延ばす方法がある。それはあの女の存在を知らない奴にあの女のことを記憶させること。」 「女は自分のことを知っている奴らを無差別に殺して回っている。裏を返せば、あの女の存在を1人でも多くの人間に記憶させれば、自分が四肢をもがれる可能性が少なくなる。」 「俺は前にも同じ目に会ってあの女の存在を知らされてしまった。俺は少しでも死ぬ可能性を低くするため、お前らにあの女を記憶させた。お前らも少しでも生きたかったら、あの女の存在を他の誰かに知らせてくれ。」 そしてその4ヶ月後、Hはバイク事故という形で右足をもがれたこと。 事故にあったときその女が視界の端にみえたこと。 そしてあの女が自分の右足を掴んで笑っていたこと。 そのことに恐怖を覚えたHは仲間である俺たちにもあの女の存在を知らせようと思ったこと。 僕はただ唖然としていました。Hは「すまん。」と短くいうと席を立ち静かに去っていきました。外ではウグイスがないていました。 この話は上でも話したとおり、9年近く前の話です。あのときから僕は今までのことは忘れようと考え、生活してきました。退院してからなんとか学校にはいこうとしたのですが、休みがちになり、結局、中退という形をとりました。 そのあと、通信制の学校に入り直し、弁当屋を手伝いながら、勉強していました。1年前僕は階段から落ち、打ち所が悪かったのか左足を骨折しました。 そして階段から落ちるさなか、階段の上から異常な程に唇をつりあがらせたあの女がいました。入院を余儀なくされた僕は左足にギプスをつけ、通信制の高校の勉強をしていました。 入院してから左足が熱を持ち始めて痛みを持ち

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  • 富山県立山か、、、近い、、、
    びびり
  • こんな話があったらヘリコプター飛んで全国ニュースになってるよ。
    Free style
  • 話を広めるだけではこちらが一方的に女を知っているだけで、女はこちらのことは知らない訳だよね? 女が記憶しないと話を広めても意味がないのでは?
    エチルメチルケトン
  • 友達生贄にするとか最低の人間だ。 しかもそれ広げようとしてるし。 自己責任ネタはいつもこのパターンやけど、話聞いて女がくるんなら 友達は行く必要なくね?みんなに 怖い話して時間稼ぎすりゃいいやんw
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