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長編

廃墟にいた少女

匿名 2019年8月4日
怖い 498
怖くない 501
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このお話は生きている人間のお話なので、全く怖く無いです。 それっぽいタイトル付けてごめんなさい。 状況的に、一瞬だけ怖い場面が有ったので、烏滸がましくもここのサイトで書かせて頂きました。 幽霊とかそう言うのでは無いので、そちらの方を期待なされた皆様には、ご足労おかけして、大変申し訳有りません m(_ _)m では参ります。 平成20年代前半の時のお話です。 岩手の八幡平市をドライブしていたら、松尾◯◯の近くに差し掛かり、有名な廃墟がある事を思い出しました。 その廃墟は、色々と幽霊の噂の有る廃墟では有りましたが、日中にサバゲーをしている人達が居るとか、県内外から廃墟マニアが大勢訪れているとか、観光地としてもそこそこの人気スポットと言う事もあり、明るい話題も多かったので、幽霊話のことなど気にも止めずに近寄りました。 時期としては8月初旬で、時刻は午後7時ぐらいだったと思います。 辺りはだんだん夜の闇に包まれ、遠くに廃墟が薄っすらと見えるぐらいでした。 蒲鉾型の屋根をした建物(恐らく昔の体育館でしょうか)を道路側から見ていた時です。何かが擦れる様な音が視界外から聞こえてきたので、そちらに目を向けると、そこには白い服を着た少女が立っていました。 ゴスロリとでも言うのでしょうか? 中世ヨーロッパの貴婦人のような出で立ちで、ドレスには華やかな装飾が施されていました、足元を見ると何故か裸足でした。 その表情は疲れきった顔をしており、頰には涙が伝っていました。 私が気づいた時点で、接近距離は5mも無かったかと思います。 『出た!』 普通の人はそう思うでしょう。 私もそう思いました。 ですが、ですがなんです。 その少女、とてつもない美人さんだったんです。日向坂46の小坂さんとか、本田翼さんみたいな、ああいう切れ長の目に整った感じの顔でした。 (小坂ファンと、ばっさーファンの皆様ごめんなさい) 恐怖感が先行していたら、一目散に逃げていたのでしょうが、生涯で一度会えるか会えないかと思う程の美人さんを前に、私は逃げる事を忘れ、すっかりフリーズしてました。 その少女が私の元まで近づいてくると、こう言いました。 「車に乗せてもらえませんか?帰れなくなったんです」 ん? 幽霊じゃない?? 彼女は紛れもなく生きている人間でした。 事情を聞いてみると。 その少女はその日の朝、友達2人と盛岡市(岩手県内では最大規模

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