(・・・あぁ・・、だから夢見たのかもしれない・・) 私「・・だから夢見たのかもしれない。あなたが頑固で腹痛くらいじゃ病院にも行かないから・・だから夢見たのかも。知らせてくれてるのかも。危ないのかも!」 夫「・・・。」 私「・・私が変な夢見た時、今までただの夢だったことないでしょ・・。お願いだから病院に行って。」 夫「一応上司に話してみる。休み取って病院行ってくるよ。」 その日の夜、夫の会社の同僚から、夫が酷い熱をだしていると連絡があった。 夜だったのでクリニックは空いておらず、仕方なく救急処置室にいるという。 夫と話をしようと電話を変わってもらった。 とても息苦しそうだった。 吐いたりしているらしい。 現地の病院で見てもらうことも出来たが、私はどうしてもそれが嫌で帰国してもらうようにお願いした。 プロジェクトの担当者が理解のある方ですぐに帰国しても良いと言ってくれた。 でもコロナのため、熱がある状態だと飛行機には乗れない。 夫は1週間、会社で用意してもらっていた部屋で過ごすことになった。 (コロナ陰性だったので病院に行ったら感染するかもしれないとの事で部屋で過ごすことになったんです。そこは私も彼の同僚も同じ意見でした。) その間食事はなかなか喉を通らず、点滴を打ってもらっていたそうです。 救急処置室で処方して貰った薬が効いたみたいで熱は下がり、食事もできるようになっていた。 でも腹痛は相変わらずあり、力を入れたり、座っていても体の体制次第では、痛みがあるという。 そして熱が下がってすぐ帰国。 空港でみた夫は酷く痩せていて、やつれていました。 顔色が全凄く悪い。 その後すぐに病院。 結果、腎臓結石でした。 複数あって大きさもバラバラだけど結構大きく、薬でダメなら手術との事でした。 その後色々ありましたが命に別状はありません。 多分私が夢を見ていなかったらいつもみたいに夫の意見に押し通されて、夫は熱が出ても腹痛があっても検査しないでいたかもしれません。(少し休むくらいだと思います) あるいは、あのまま状態が酷くなって亡くなっていたかもしれません。 でも、夢の中で棺桶に夫の写真はありませんでした。 だからまだ時期ではなかったのかもしれない、あるいは起こり得ることだったのかも。 よく分かりませんが、とにかく生きている事に感謝です・・。