
長編
美容室
匿名 3日前
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夜中に目が覚めた。
トイレに戻って布団に入っても
しばらく寝れずテレビをつける。
面白いテレビがやってなかったので
前に山中さんから借りたDVDを見た。
明日は休みだしと明け方まで
ずっと見てたのだ。
しばらくすると眠気が襲ってきて
布団に入りすぐに寝た。
そして私はある夢を見た。
暗闇の中を山中さんと歩いている。
前は何も見えない。
それなのに山中さんは笑顔で
私に話しかけてくる。
すると誰かに髪の毛を引っ張られ
私は尻餅をついた。
え?なに?今のはなに?
頭の中は真っ白。
横では驚いた顔で大丈夫ですか?と
聞く山中さん。
後ろを見ると昨日来た女性がいた。
私「こ、こんにちは」
挨拶しても無視。
女性は昨日と違い鋭い目つきで
私を睨む。
怖くなり山中さんの手を取って
何も見えない暗闇をひたすら走った。
どのくらい走っただろうか。
山中さんも私も息が切れてる。
山「加藤さん!どうしたんですか?!」
私「昨日閉店前に女性きたじゃない?
その女性が私の後ろで睨んでて」
山「え?加藤さんの後ろですか?
だれもいませんでしたけど?」
私「え?」
後ろを振り向くとその女性は
いつの間にか私の後ろに立ち
何かを言っている。
だが、何も聞こえない。
声に出さずに何かを言っている。
掠れてるわけでもなく
こえにだしていないのだ。
私は何故か生きていないことが
わかった。
そこで目が覚めた。
変な夢だったなと思い起き上がる。
枕とパジャマは汗でびっしょり。
シャワーを浴びてご飯を食べてると
山中さんから電話が入った。
今すぐ近くのカフェに来てほしいと。
私はすぐに向かう。
カフェに着くと山中さんは真っ青な
顔をしてこう言った。
山「急に呼び出してすみません。
実は昨夜変な夢を見たんです」
その夢の話を聞いてると、
私と全く一緒の夢だとわかった。
私「山中さん、実は私も見ました。
全く同じ夢を」
山中さんは驚いた顔で私を見る。
山「加藤さん、明日出勤ですよね?」
私「そうです。山中さんと一緒ですね」
山中さんは、そうですよねと
作り笑いで私を見た。
その日は山中さんと一緒に
レストランで夕飯を食べたので
家に帰ってシャワーを浴び
また寝についた。
そしてまたあの夢を見た。
最初の夢と違ったこと
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- 他の人も指摘しているが、自殺のニュースで実名が流れるなんて見たことがない。ほ
- 実際にあったとか言っているけど自殺者の名前が報道されることはないわいざ
- 実際にあったとか言っているけど自殺者の名前が報道されることはないわいざ
- 返せ返せ返せ返せ返せ返せ....ken
- 怖いken
- ニュースで自殺者の名前を報道なんてありえないですよ!霊子
- 皆さん書かれてますが二週間でカットするなんて不可能でしょう!可笑しな世界の不思議な話しですね匿名
- (; ꒪ㅿ꒪)美容室行かないで自分で切ればよかったのにイリミナ
- 相手の男の人が言った言葉はどうして分かったの?ニュースでは絶対伝えないよね。あと、山中さんが可哀想すぎる。天使
- 切ってもらった美容師に恨み抱くような女、そりゃいくらショートにした所で好きになってもらえなくて当然だわな。ほたる