向かった。 やっぱりな。 祖父のお墓の周りは草だらけ。 墓石にも汚れがあった。 私は家に戻って着替えてから バケツとブラシとカマを持って お墓へと向かった。 祖父はお墓が汚れていることを 伝えたかったのだ。 そして１時間で綺麗になった。 家に帰ると 祖父が笑顔で私に言ってきた。 ありがとう と。 それから私はお墓へ行って 掃除をするようになった。 あれ以来、祖父の姿は見ていない。 霊というのは 憎しみや悲しみ後悔、未練だけで 現れてくるとは限らない。 怖い霊もいれば 私達人間を守ってくれる霊もいる。 他人事だと思ってるあなたにも 霊と会うことがあるかもしれない。 その時、 自分の身内の人だった場合は、 何かしら伝えたいことが あることを忘れないでほしい。 私と似たような経験がある方は 一度お墓へ行くことをおすすめする。 長文失礼しました。