
中編
ストーカー
さくら 2020年10月4日
chat_bubble 3
12,767 views
怖い夢の投稿です。
人に話すと変な人だと思われるだろうから、身内にも誰にも話していません。吐き出させてもらいたく投稿させてもらいました。
まず現実にあったストーカーの話しを先にさせてもらいます。
5年ほど前からストーカーに悩んでいました。ストーカーは過去にソフトバレーのサークル活動で知り合った現在50代後半になる独身男性です。私(40代)が既婚であるにも関わらず「好きだ」「付き合ってほしい」など、何度はっきり断っても、しつこく言ってくる人でした。ある時には携帯をカバンから盗まれたこともありました。携帯はロックがかけてあるので見れなかったようで、その後は誕生日や記念日など質問されたこと記憶していあす。さすがに嫌悪感が大きくなり他の理由もあって、私はソフトバレーをやめました。ホッとしたのも束の間、私生活で今度はつきまとわれるようになりました。
行く先々で背後に出没しては、私に気づかれると逃げていなくなるので、証拠が残せず困っていました。警察に相談してたこともあります。
ある時はスーパーで買い物をしていると皆が私の背後をチラ見して、すれ違う母子が「あれは何」「交通事故とかすると、ああいうの付けるんだよ」という会話が聞こえてきました。振り向くとムチ打ちのサポーター(?)をつけたストーカーがいて、また逃げて行く姿を呆然と見た時もありました。それまでは重く考えていなかったのですが、怪我でも出てくる異常な執着心に恐怖を覚え、身の危険を想定して対策することにしました。病院、スーパー、家の近所など行く先々で見ることから、発信器を疑い発信器発見機をネット購入。
早速、車や家中を調べてみましたが発見機の反応はありません。安心した私は、電源やコンセントを調べようと動かした家具を元に戻そうと押したらば、ギックリ腰になってしまいました。その日は全く動けず、2階の寝室に行けないので1階の和室で寝ました。
次の日、やはり腰は良くならず、お彼岸に敬老の日もあるので実家に帰る予定だったのですが、断って家でゴロゴロしていました。食べる物が無くなったので、痛みで冷や汗を流しながらお弁当を買いにスーパーへ行き、帰宅後は痛みで昨日から入浴していないので、シャワーを浴びました。甲状腺の病気のためイソジンでうがいできない私は、塩水で喉も鼻うがいも目も洗うのがコロナ禍の習慣。そこへ以前から注文していた数珠が届いたので、ようこそ我が家へという気持ちを込めて般若心経を唱えました。お彼岸だったので買っていた「おはぎ」を食べ、その後は家を出ることなく和室で犬と就寝。
和室の神棚には伊勢神宮のお札を祀っています。息子の受験と私の厄除け、現在は完治の皮膚癌になった犬の病気改善のご祈祷をしてもらったものです。(息子は大学生で一人暮らし、主人はインドネシアに単身赴任中)
ここからは夢の話しです。
眠りについて夢の中、腰が痛くて和室で寝たはずの私はなぜか2階寝室のベッドにいました。すると、ヌチャ…ヌチャ…という音が近づいてきます。どんどん近くなり寝室に入ってきたことが分かりました。恐る恐る見れば、全身、泥をかぶったような男が歩いていました。目玉がギョロっとして、シャツの裾が出て長ズボンの格好。泥なのかセメントなのか水を吸ったズボンの裾を少し引きずるような格好で、ゆっくり歩いていました。その泥男は「いない、いない、見つからない」と言いながら部屋を出て行き息子の部屋を見て、また「いない、いない、見つからない」と言っていました。
ここで突然、犬が吠えて私は目が覚めました。
犬は私の顔を覗き込むように見ていました。北枕が悪い夢を見たのかと思い、枕の位置を変えて、その日は明け方まで寝れませんでした。次の日は腰が良くなっていたので、敬老の日だけ実家に行くことができました。
後日、聞いたことがですが、このストーカーは現在、行方不明だそうです。闇金にお金を借りて返済に追われていたらしいのです。このコロナ禍で仕事は休業状態で、住んでたアパートの電気もガスも止められていたそうです。
また、裏の家の息子が学校をサボっていた日、我が家、裏の物置の上に乗って、我が家の2階の窓に飛び移ろうとしたオッサンがいたと言いました。当時、学校をサボっていたので話すとバレるから、しゃべれなかったと。失敗して頭から落ち、しばらく動かなかった。死んだと思い救急車を呼ぼうか迷っていたら起き上がりフラフラ歩いて何処かへ行ったと言っていました。あの首のムチ打ちは、もしかしたら…と思っています。
生きているのか死んだのか今のところ分かりません。伊勢神宮のご祈祷やご先祖さま、犬が守ってくれたと思っています。
現在ストーカーは見かけません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(3件)
コメントはまだありません。